なぞる以外にもある! ライブのテクニック
「スクールガールストライカーズトゥインクルメロディーズ」(スクメロ)の配信開始から1週間も経たないが、リズムゲームが難しすぎて挫折したという声も聞こえる。連打(赤のひし形)やスライド(緑の矢印)など、他の音楽ゲームにないリズムアイコンもあるし、何より上から降りてこず、フェードインするのが他のゲームと違う。
しかし、スマホの音楽ゲームの中にも、スクメロに似ているものはある。そのひとつが「アイカツ!フォトonステージ」(フォトカツ)だ。フォトカツは、縦置きのゲームで、リズムアイコンが出現する範囲も画面の半分以下である。しかし、フェードインする方式は同じであり、いくつかのテクニックが応用できる。
そこで、フォトカツで使えるテクニックのうち、スクメロにも応用できるものを紹介したい。
おことわり
この記事で紹介する技はあくまで参考であり、すべての人・譜面において通用するものではない。また、この記事を読んでも、音楽ゲームのスキルはただちに向上するものではない。スクメロの譜面は、特徴的なフレーズを繰り返すものが多いので、身体にリズムを叩き込むことが、スキル向上への何よりの近道である。
単押しをスライドで解決
これはスクメロのゲーム内でも紹介されている。指を画面上に滑らせることで、連続しているアイコンを全て押してしまおうというものだ。これは横・縦・斜めの1直線上に、連続したアイコンがある場合に有効だ。難しい譜面になると、親指・人差し指でプレイする人は手が足りなくなってくる。そういうときに、この技は有効だ。
譜面によっては*1そのまま単押しした方が押しやすい場合もあるので、プレイしていく中でコツを覚えてほしい。
長押しにもスライドを
実は、スクメロの場合、長押しもスライドに対応している。連続する単押しアイコンをなぞって長押しのアイコンにたどり着いた場合でも、反応してくれる。そのまま通り過ぎるとボーナスをもらえないので、長押しの部分で指を止めよう。譜面の範囲が広い分、こんな芸当も可能なわけだ。
同時押しをスライドで解決
同時押しは、1本指をスライドさせることでも押せる。水平に配置されたアイコンの場合は、左から右、もしくは左から右に素早くスライドすればよい。
スクメロの同時押しは、2つのアイコンが隣接しておらず、線でつながれているところがフォトカツと違う*2。フォトカツではテンポに関係なくこの技が使えていたが、スクメロではある程度速いテンポの曲でないと難しそうだ。
応用編で、両手でスライドするというやり方もある。\(右下がり)と/(右上がり)の同時押しが交互にやってくるというケースでは、左の指を下に、右の指を上にスライドさせる。そうすれば、クロスした同時押しにも対応できる。まだ遭遇したことがないが、円を描くような同時押しの譜面があった場合も、スライドで対応しよう。
最後に、繰り返しになるが、同時押しをスライドで処理するテクニックが使えるのは、それなりにテンポが速い曲である。ゆっくりの曲でこれをやってもタイミングが合わずにGOOD判定になるだろう。
フォトカツにはない技
長押しは判定音で止める
長押しのリズムアイコンは、鳴り終わった後に判定音が鳴る。フォトカツでは、連続で長押しがある場合に終わるタイミングがわかりづらいが、スクメロでは音でわかる。そのため、長押ししている間は次のアイコンに集中できる。
(スクメロの長押しは終わったときに離さなくても、ミスにならない。ただし、一度離したら再び押すことはできないし、表示されているうちに押せばよいというものでもない。)
スライドアイコンのコツは「素早く」
フォトカツにはスライド(緑の矢印)がなかったので、フォトカツから入った私にとってはそれがネックだった。初めて見たときは戸惑うかもしれないが、これがリズムゲームであることを忘れてはいけない。
この緑の矢印は他のゲームで言うところのフリックを、長く複雑にしたもの。つまり、リズムに合うように素早く指を滑らせれば、GREATないしPERFECTになる。スライドのタイミングは耳で覚える必要があるので、判定音はぜひONにしてほしい*3。
練習が大事
スマホ・家庭用・アーケードに関わらず、音楽ゲームのスキル向上のためには、練習が不可欠だ。LIVE前のユニット選択画面では「速度調整」もできるが、これを速くすればするほど譜面がごちゃごちゃしなくなり、簡単になったように感じられる。いきなり速くするのは無理なので、徐々に速度を上げていき、慣れていこう。