パンサーウォリアーはモンスターを活かすカードだ
今回の「決闘年代記 バトル・シティ開幕!!」では、城之内克也のモンスター「漆黒の豹戦士パンサーウォリアー」が報酬で手に入る。
このモンスターはレベル4で、攻撃力が2000と高いものの、モンスターをリリースしないと攻撃できないデメリットがある。
しかし、この効果をうまく使えば、デメリットがメリットに変わる。
今回は次の2つの方法を考えたので、紹介したい。
- 攻撃力の低い、または墓地へ送られることで効果を発動する効果モンスターをリリースする。
- パンサーウォリアーを永続罠カード「ビーストライザー」のコストにする。
効果モンスターを射出する
洗脳された城之内のように、時の魔術師などのお荷物になっているカードをリリースする。
墓地へ送ることで効果を発動するモンスターでもよい。
攻撃力の低い効果モンスターをフィールドに残さずにすむので、好きな効果モンスターが入れられる。
特に時の魔術師は、相手モンスターの破壊に成功しても、フィールドに残って相手の攻撃対象にされがち。
でも、パンサーウォリアーを使うことで、それをメリット化することが可能だ。
- 「引きガエル」や「フラボット」で手札を調整する。
- 「ハリマンボウ」で相手のモンスターを弱体化する。
- 「髑髏顔 天道虫」でライフポイントを回復する。
など、さまざまな使い方ができる。
手札を捨てて効果を発動する「死者への手向け」や「ライジング・エナジー」をデッキに入れれば、手札からも効果を使えてお得だ。
コドモドラゴンは効果を使えない!
ただし、パンサーウォリアーの効果で墓地へ送れば、なんでも効果を発動できるわけではない。
「コドモドラゴン*1」はバトルフェイズ中にリリースしても効果を発動しないので、注意が必要だ。
(コドモドラゴンの効果を使ったターンはバトルフェイズができない。)
代案としては、「代打バッター」をリリースして、「鉄鋼装甲虫」を特殊召喚することが考えられる。
もうひとつは、「魔犬オクトロス」をリリースして、レベル8・悪魔族モンスターを手札に加えること。
使いたいカードが効果でのリリースに対応しているかは、公式のデータベースで確認できる。
ビーストライザーの養分にする
ビーストライザーは除外した獣族・獣戦士族の元々の攻撃力分、別の獣族・獣戦士族の攻撃力をアップするカード。
このコストにパンサーウォリアーを使いたい。
パンサーウォリアーの攻撃力は2000。よって、攻撃力を2000アップできる。
獣戦士族はサポートが充実
獣戦士族は「炎舞」カードで強化&大量展開することが可能で、パンサーウォリアーのデメリットは緩和できる。
でも、リリースするのはもったいないし、パンサーウォリアーをビーストライザーのコストにしたほうがよいと思う。
獣戦士族は元々の攻撃力が低い
デュエルリンクスの獣戦士族はバラエティ豊かな効果を持っているが、上級モンスターの攻撃力はやや低めだ。
だが、ビーストライザーを使えば、下級モンスターでも攻撃力3000を超えることができる。
攻撃力2000のパンサーウォリアーがいれば、なお心強い。
除外したら、したっきり
現在、除外した獣戦士族を墓地へ戻したり、蘇生させたりする手段はほとんどない。
一方通行であることが最大の難点といえるだろう。
「炎星」と組み合わせよう
獣戦士族のサポートカードといえば、炎舞。
炎舞に関する効果を持つ「炎星」も、炎舞なしでは攻撃力が頼りない。
この際なので、炎星デッキにパンサーウォリアーを入れるという方向性でデッキを作ればよいと考える。
使えないカードなどない
いずれにしても、パンサーウォリアーは力の弱いモンスターたちを輝かせてくれる。
「クズカード」などないのだということを、われわれに教えてくれているようだ。
原作のマンガやアニメでも活躍しているこのカード。ぜひデッキに入れたい。