新ボックスの隠れた目玉は光属性!
遊戯王デュエルリンクスに最新ミニBOX「レゾナンス・オブ・コントラスト(RESONANCE OF CONTRAST)」が追加された。
このボックスの目玉は、
- 武神
- アンデット族モンスター
- [UR]真紅眼の黒刃竜(レッドアイズ・スラッシュドラゴン)
であろう。
しかし、私が注目したいのは、光属性に関する効果を持つ2枚のカード。
- 曙光の騎士
- フォトン・リード
である。
これらは平凡なカードに見えるが、実は光属性を全体的に強くしてくれる。
この2枚のカードの使い方について考えたい。
曙光の騎士をデッキにちょい足し
曙光の騎士は、「騎士」の名がつく効果モンスターのうちの1つだ。
効果は以下の2つ。
- フィールド場から墓地へ送られた場合に、デッキから光属性モンスターを墓地へ送る。
- デッキから墓地へ送られた場合に、墓地の光属性モンスターをデッキの一番上に置く。
1つ目の効果は、まさに待ち望んでいた効果である。
光属性の機械族モンスターの墓地を使う効果がさらに使いやすくなる。
例えば、
- 「VWXYZ」デッキには、墓地のユニオンモンスターを装備できる「ゲットライド」がある。
- 「サイバー・ドラゴン・ツヴァイ」を墓地へ送れば、「サイバー・リペア・プラント」の効果が使える。
そうしたデッキに曙光の騎士をちょい足しして、デュエルを有利に進めよう。
曙光とは
ちなみに、曙光は、「あけぼの」の「ひかり」という字面からも分かる通り、夜明けの光とか、明るい兆しという意味だ*1。
光属性を墓地へ送ることで、あるいは墓地に眠ってしまった光属性を呼び戻すことで、明るい兆しを呼び込みたい。
フォトン・リードを強力モンスターの足がかりに
フォトン・リードは、光属性でレベル4以下のモンスターを手札からタダで出せる速攻魔法。
レベル4以下で攻撃表示という制限はあるが、ターン終了時や永続カード破壊時などに破壊されることはない。
「カイザー・シーホース」を特殊召喚して、上級の効果モンスターのアドバンス召喚につなげることも可能だ。
「フォトン・ベール*2」で手札に加えた「デイブレーカー*3」を特殊召喚すれば、3体そろうので、「ラーの翼神竜」や「オシリスの天空竜」の通常召喚につなげられる。
光神化とはここが違う!
同様のカードに、手札から天使族を特殊召喚する「光神化」がある。
このカードは、レベル制限なしで、表示形式の制限もない。
だが、攻撃力が半分になるし、エンドフェイズに破壊されてしまうというデメリットがある。
このカードで光属性・天使族の「ホーリーフレーム」を特殊召喚して、そのまま「青眼の白龍」のアドバンス召喚につなげる戦法を取っていた人もいると思う。
一方で、オート操作が勝手に上級の天使族を特殊召喚して、頭を抱えたという人も多いのではないだろうか?
フォトン・リードはレベル制限があるので、そのようなヘマはしない。
カイザー・シーホースにも対応しており、光神化より使いやすいと思う。
もちろん、光属性以外の天使族には使えないわけだが。
光属性の全体的な強化に
今回は、「曙光の騎士」と「フォトン・リード」の2枚のカードを紹介した。
光属性モンスターは、初期から使っていたという人も多いだろう。
もともとサポートカードが多く、デッキが組みやすかった。
しかし、騎士モンスターがおらず、個別のテーマありきのカードも多かった。
でも、今回登場した2枚のカードが、テーマを越えた光属性全体を強くしてくれるに違いない。
私はそうなることを期待したい。