原作アニメで遊戯が使用 ぜひ入れたいカード
新たなレベル6のデーモンがデュエルリンクスに実装され、デーモンデッキが強化された。
暗黒魔族ギルファーデーモンは、墓地へ送られたときに相手の攻撃力を下げる装備カードとなる。
これまで、
- タルワール・デーモン
- デーモンの召喚
- トゥーン・デーモン
がいたレベル6デーモンだが、ギルファーデーモンの追加でさらに面白くなる。
原作アニメで主人公が使ったということもあり、ぜひデッキに入れたいカードだ。
伏魔殿ー悪魔の迷宮ーの本当の使い方
ところで、「伏魔殿(デーモンパレス)ー悪魔の迷宮ー」の効果はもうご存じだろうか?
- 自分フィールド上の悪魔族の攻撃力を500アップする。
- フィールド上のデーモンを選択し、別の悪魔族を除外。選択したデーモンと同じレベルを持つ別のデーモンを特殊召喚する。
1つ目の効果はデメリットがなくて便利なので、ほかの悪魔族デッキにも採用できる。
デーモンをフィールドにそろえろ
2つ目がなかなか面白くて、余ったクリボールをデーモンに変えられる便利な効果だ。
手札・デッキ・墓地から召喚することができるので、自由度も高い。
例えば、URであるデーモンの召喚は、1枚しか持っていない人も多いのではないだろうか?
だが、このカードがあれば、その1枚を好きなときに好きな場所から呼び出せる。(闇次元の解放を使えば、除外からも。)
2枚のデーモンを場にそろえ、ギルファーデーモンで自爆特攻、デーモンの召喚で攻撃という戦い方はどうだろうか?
(もちろん、攻撃力の低いギルファーデーモンも、伏魔殿の元では攻撃力2700の強力モンスターと化す。)
ギルファーデーモンの捨て方
手札から捨てることで効果を発揮したいのであれば、「トランス・デーモン」が使える。
トランス・デーモンの捨てるは効果
ここからは難しい話になるので読み飛ばして大丈夫だ。
もし手札から捨てるのが「コスト」や一連の流れの途中だったなら、効果は発動できない。
例えば、漆黒のトバリの手札を墓地へ送る効果は、一連の流れの途中なので、墓地へ送っても効果を発動できない。
でも、トランス・デーモンの効果で手札を捨てたとき、それはコストではなく効果として、攻撃力アップと同時に処理されるようだ*1。
つまり、間に邪魔な動作が入らないので、捨ててすぐにギルファーデーモンの効果が発動できる。
難しい話終わり。
いずれにしても、ギルファーデーモンを捨てれば、トランス・デーモンの攻撃力500アップと相手の攻撃力500ダウンが同時にできてお得である。
相手モンスターを倒した後のギルファーデーモンはリサイクル可能*2なので、損はない。
トランス・デーモンもデーモン!
ちなみに、トランス・デーモンもデーモンなので、フィールド上の悪魔族モンスターを除外することで、2体目を特殊召喚できる。
このとき除外した悪魔族・闇属性のモンスターは、トランス・デーモンが破壊され墓地へ送られたときに手札に戻せる。
オート操作がトランス・デーモンを特殊召喚する動作は、無駄に見えて無駄ではないのだ。
作成例
今回は20枚ちょうどのデッキを提案する。
細かい枚数調整は読者に任せるが、サポートカードの入れすぎで手札事故を起こさないように注意されたい。
デーモンモンスター(×6)
- 暗黒魔族ギルファーデーモン×2
- デーモンの召喚×1
- トランス・デーモン×2
- ヘル・エンプレス・デーモン(レベル8)×1
ヘル・エンプレス・デーモンは、自分フィールド上の闇属性・悪魔族の破壊を無効にできる。
しかも、自身が破壊されたら同名以外のレベル6以上のデーモンを墓地から特殊召喚できる便利なカードだ。
もちろん、伏魔殿のもとでは、攻撃力3400を誇る最強(当社比)のデーモンとなる。
デーモンサポートカード(×3)
- 熟練の赤魔術士×1
- 伏魔殿ー悪魔の迷宮ー×1
- 魔霧雨×1
熟練の赤魔術士は、魔力カウンター3つが乗った状態でリリースし、好きなデーモンを特殊召喚できる。
魔霧雨(まきう)はデーモンの召喚の攻撃力以下の守備力を持つ相手モンスターを全て破壊する魔法カード。
その他の悪魔族モンスター(×6)
暗黒界の騎士 ズールとレッド・サイクロプスは他の悪魔族モンスターに置き換えてもよい。
自分フィールド上の悪魔族の攻撃力を永続的にアップする「ハ・デスの使い魔」を入れても面白いかもしれない。
その他の魔法・罠カード(×5)
- 漆黒のトバリ×1
- 忍び寄る闇×1
- タイフーン×1
- 貪欲な瓶×1
- 闇次元の解放×1
漆黒のトバリは、デーモンを墓地へ落とす手段でもある。ただし、前述の通り、ギルファーデーモンの効果は発動できない。
忍び寄る闇で墓地を除外し、闇次元の解放で特殊召喚するのは鉄板。