おジャマを捨てた万丈目から拾える「アームド・ドラゴン」
現在、イベント「オレの名は!万丈目サンダー!」が開催されている。
おジャマを捨てた万丈目が、「VWXYZ」と「アームド・ドラゴン」のデッキを使う。
このイベントの目玉はなんといっても「アームド・ドラゴン LV10」。
だが、裏の目玉は「アームド・ドラゴン LV7」だと思う。
このイベントでは万丈目準のレベルアップ報酬で1枚限定だったLV7が、ドロップ報酬で手に入る。
つまり、万丈目準のレベルが40に至っていない人でもアームド・ドラゴンのデッキが組めるのだ。
ちなみに、アームド・ドラゴン LV7はなぜかレア。LV5はスーパーレアなのに……
LV3をフィールド上に残せ
通常の万丈目とのデュエルで痛いほどわかっているとは思うが、デッキを組む上でのポイントは「アームド・ドラゴン LV3」をスタンバイフェイズまで残すことだ。
そこで、今回はモンスターを特殊召喚する効果と破壊を予防する効果を使う。
モンスターを蘇生させる
通常の万丈目も使っている「リグレット・リボーン」は戦闘で破壊されたモンスターを守備表示で特殊召喚する。
自分のエンドフェイズに破壊されるデメリットはあるものの、スタンバイフェイズに「アームド・ドラゴン LV5」を召喚するので、デメリットは打ち消される*1。
似た効果を持つのは「時の機械ータイム・マシーン」
このカードがリグレット・リボーンと大きく違うのは、「自分または相手のモンスター1体」を「破壊された時のコントローラーのフィールド」に特殊召喚する点だ。
つまり、相手のモンスターを殴りたい場合(モンスター破壊のスコアを獲得したいとき)は、相手をわざと復活させて殴ればよい。
こちらは自壊の効果がないので、上級モンスターにも安心して使える。
最後に、今回のイベントで万丈目が使っている「復活の墓穴」。
戦闘破壊という条件は上2つと似ているが、墓地のモンスターをお互いに守備表示で特殊召喚するという点が大きく異なる。
このモンスターは表示形式を変更できないため、基本的にはLV3を選択することになる。
手札に「レベルアップ!」があれば、LV5でもよいだろう。
ちなみに、LV7とLV10は特殊召喚モンスターなので、一度正規の方法で特殊召喚しないと、蘇生できない。
これは召喚条件を無視する「レベル調整」も同じなので注意しよう。
同様に、レベルアップ!で特殊召喚した特殊召喚モンスターも正規の方法ではないため、蘇生できない*2。
モンスターを特殊召喚する
もうひとつの方法は、蘇生以外の特殊召喚だ。
アームド・ドラゴンはドラゴン族なので、コドモドラゴンが墓地へ送られた場合、特殊召喚できる。
コドモドラゴンをセットして、相手に戦闘破壊させよう。
LV3かLV5を特殊召喚すれば、次の自分のターンには、LV5がフィールド上にいる。
コドモドラゴンもレベル3なので、墓地と手札からモンスターを特殊召喚する「ラヴァ・ドラゴン」の効果を使うのも面白いかもしれない。
モンスターを破壊させない
アームド・ドラゴン LV3を自分のターンまで生き残らせるには、モンスターを破壊させない効果も必要だ。
例えば、「攻撃の無敵化」は、選択したモンスターを戦闘・効果で破壊されない効果を持つ罠カードである。
「ハーフ・シャット」と違い、効果破壊をカバーしているのが特徴で、2つ目の戦闘ダメージを受けない効果も魅力的だ。
ただし、バトルフェイズにしか使えないので気をつけたい。
「禁じられた聖衣」は対象のモンスターが効果の対象にならない効果と戦闘では破壊されない効果を持っている。
ただし、対象のモンスターの攻撃力は600ポイント下がる上、対象を選んで発動する効果以外(モンスター全てを除外するなど)は受けてしまうので注意が必要だ。
「デストラクション・ジャマー」を使えば、モンスターを破壊する効果自体を無効にできる。(これは万丈目対策にも使えるカードだ。)
以上、私が使いたい戦術を説明した。
なんとしても、アームド・ドラゴン LV5を特殊召喚・アドバンス召喚しよう。
作成例
アームド・ドラゴン(×6)
- アームド・ドラゴン LV3 ×3
- アームド・ドラゴン LV5 ×1
- アームド・ドラゴン LV7 ×1
- アームド・ドラゴン LV10 ×1
上級モンスターを入れすぎるとバランスが悪い。LV5は2枚まで、LV7と10は1枚ずつで十分だと思われる。
LV5とLV7の効果は捨てたモンスターの攻撃力に依存するため、レベルの高いアームド・ドラゴンをわざと手札から捨てるのも戦略のうちだ。
目的は勝利であって、強いモンスターを場に出すことではない。
レベルモンスターのサポート
- 四次元の墓×1
- レベルアップ!×2
- レベル調整×1
四次元の墓は、墓地のレベルモンスター2体をデッキに戻す。
1枚しか入れていない理由は後述する。
その他のドラゴン族(×7)
神竜 アポカリプスは、手札を1枚捨て、墓地のドラゴン族を手札に加える。
アドバンス召喚できるアームド・ドラゴン LV5と手札からしか特殊召喚できないLV10は手札にあったほうが都合がよい。
四次元の墓を1枚にしたのはこのためだ。
ちなみに、LV7のテキストに記されていないLV10はレベルアップ!の対象外である。
ラヴァ・ドラゴンは、自身をリリースすることで、手札と墓地から1枚ずつレベル3モンスターを特殊召喚する。
他のカードと組み合わせて、次のターンまでもたせよう。
その他の魔法・罠カード×4
- 攻撃の無敵化×2
- 時の機械ータイム・マシーン×1
- 復活の墓穴×1
上記カードは、上で挙げた別のカードに変えてもよい。
*1:なぜデメリットのない「強化蘇生」を使わないのかといえば、強化蘇生にはレベル制限があるからだ。LV5を復活させれば、次のターンに相手モンスターを戦闘破壊してレベルアップできる。強化蘇生にはそれができない。