天使族デッキで9999ダメージオーバーを狙え
異次元の塔で大活躍するデッキといえば、天使族。
ドローフェイズに天使族をドローすれば、イシズのスキル「天使の微笑み」で1000LP回復できる。
普通のままでも十分戦えるのだが、今回はこのスキルを十分に活かせるカードを紹介したい。
「天空勇士(エンジェルブレイブ)ネオパーシアス」だ。
パーシアスとは
天空騎士パーシアス
皆さんは「天空騎士(エンジェルナイト)パーシアス」を知っていると思う。
- 守備表示のモンスターを攻撃したときに、戦闘ダメージを与える
- 戦闘ダメージを与えたときに、デッキから1枚ドローする
という2大効果を持つモンスターだ。
天空勇士ネオパーシアス
でも、今回紹介したいのは、ランク戦SRチケットで手に入る天空勇士ネオパーシアス。
このカードは天空騎士パーシアスが進化した姿で、2つの効果を受け継いでいる。
それに加え、
という新たな効果を手に入れた。
これで何をするかは、言うまでもないだろう。
天使の微笑みを使って、大幅回復&9999ダメージオーバーを狙うのだ。
キーカード
ここで、このデッキで重要な2枚のカードを紹介したい。
これらはいずれもランク戦Rチケットの報酬である。
天空の聖域
天空の聖域は、天使族モンスターの戦闘で、コントローラー側がダメージを受けないようにするフィールド魔法だ。
攻撃力の低い「勝利の導き手フレイヤ」を使う天使族デッキにとって、うれしい効果である。
貫通ダメージも戦闘ダメージに入るので、そうしたダメージも受けなくなるぞ。
ただし、戦闘破壊はされるので、注意したい*2。
トランスターン
フィールド上のモンスターの代わりに、同じ属性・種族でレベルが1つ上のモンスターをデッキから特殊召喚できるカードである。
天空騎士パーシアスはレベル5なので、レベル4・光属性・天使族のモンスターをリリースすることで出せる。
ちなみに、これと逆の効果を持つカードに「ダウンビート」がある*3。
同じ属性・種族でレベルが1つ下のモンスターをデッキから特殊召喚する。
例えば、「ジュラック」にはレベル2-4、6-7の特殊召喚可能なモンスターがそろっている。
すべてが炎属性・恐竜族なので、トランスターンとダウンビートの効果が適用可能だ。
レベル6の「ジュラック・ヘレラ」をリリースすれば、レベル7の「ジュラック・ティラヌス」が特殊召喚できる。
レベル4の「ジュラック・イグアノン」をリリースして、バウンス効果を持つレベル3の「ジュラック・プティラ」を出すことも可能だ。
デッキからしか特殊召喚できないことに注意しながら、これらのカードを有効活用しよう。
作成例(×22)
基本的には標準的な天使族デッキだが、標準的な上級モンスターを入れていない。
パーシアス(×3)
- 天空騎士パーシアス×2
- 天空勇士ネオパーシアス×1
光属性・天使族モンスター(×8)
- ヴァイロン・オーム×1
- 勝利の導き手フレイヤ×2
- 次元合成師×1
- ヒステリック天使×2
- 豊穣のアルテミス×2
レベル4を中心に標準的な天使族モンスターをそろえた。
ヴァイロン・オームは墓地の装備魔法を除外し、次のターン、自分の手札に加える。
次元合成師(ディメンション・ケミストリー)は1ターンに一度、デッキの一番上を除外する。
それがモンスターであれば、このカードが破壊されたときに手札に加えられる。
その他のモンスター(×1)
- ディープ・ダイバー×1
このカードが戦闘破壊されたエンドフェイズ、好きなモンスターをデッキの一番上に置ける。
この効果を使って、パーシアスやネオパーシアスを引こう。
天使族サポートカード(×3)
- コート・オブ・ジャスティス×1
- ダグラの剣×1
- 天空の聖域×1
ダグラの剣は、天使族の攻撃力を500ポイントアップし、与えた戦闘ダメージの分だけライフポイントを回復する。
その他の魔法・罠カード(×7)
- エネミー・コントローラー×1
- 猪突猛進×1
- トランスターン×1
- ドレイン・シールド×1
- 貪欲な瓶×1
- (バスターランチャー×1)
- 八式対魔法多重結界×1
猪突猛進とバスターランチャーはこのデッキでは対処しづらい高攻撃力のモンスターのためのカード。
バスターランチャーは攻撃力・守備力が2500以上のモンスターと戦闘を行うときのみ、攻撃力を2500アップする。
攻撃力1000以下のモンスター専用の装備魔法で、別に入れなくてもよい。
八式対魔法多重結界は相手の魔法カードの発動を無効にできるカウンター罠カード。
モンスター1体を対象に選ぶ魔法であれば、手札から魔法カードを捨てる必要がない。
ミッションは1つずつこなそう
最後に、異次元の塔の進め方について。
このイベントでは、ミッションの2つ同時達成を狙わないほうがよい。
自由が効かなくて負けやすいし、そもそも両立が難しいミッションもある。
「レベル3以下のモンスターを使用せずに1回勝利」
「レベル5以上のモンスターを使用せずに1回勝利」
は1つずつであれば、クリアしやすい。
だが、いっぺんに達成しようとすると、レベル4しか使えなくなる。
そうではなくて、1回目は真紅眼の不死竜、2回目はガエルという風に分けよう。
縛りすぎると、すぐにライフポイントが0になるぞ。
*1:レベル7であり、2体のモンスターでアドバンス召喚をすることも可能だ。
*2:Yu-Gi-Oh! TRADING CARD GAME - CARD DATABASE
*3:ランク戦ではなく、アビス・エンカウンターに収録されている。