コスパ抜群! 壊れ性能の魔法カード
「超力の聖刻印」は使っているだろうか?
手札の聖刻モンスターをノーコストで特殊召喚できるこのカード。
1ターンに発動できる回数に制限がなく、実はそこそこ強い。
オススメは「聖刻龍ーウシルドラゴン」
2018年4月現在、召喚できるモンスターの中で最も攻撃力が高いのは、攻撃力2600の「聖刻龍ーウシルドラゴン」だ。
守備力こそ700だが、ノーマルの魔法カード・レアのモンスターカードとしては強いほうだといえる。
「聖刻龍ーセテクドラゴン」も聖刻モンスターだが、特殊召喚モンスターなので、超力の聖刻印に対応していない*1。
カードの消費は1枚のみ
創世の竜騎士の効果であれば、手札を1枚捨てて自身をリリースしなければならないが、超力の聖刻印は1枚の消費ですむ。
効果の発動のために、わざわざ「神龍の聖刻印」を墓地へ落とす必要もない。
聖刻龍ーウシルドラゴンの召喚方法
ウシルドラゴンは召喚方法が多彩だ。
同じターンに1体目をアドバンス召喚し、リリースしたモンスターを除外して2体目を特殊召喚することも可能だ*2。
非常に出しやすいモンスターであることがわかっていただけただろうか?
ぜひ、この超力の聖刻印+聖刻龍ーウシルドラゴンの組み合わせを使ってみたい。
「聖刻」についての説明は前回の記事も参照してほしい。
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聖刻龍ードラゴンヌートの効果について
ウシルドラゴンを効果で特殊召喚したいときに重宝するのが「聖刻龍ードラゴンヌート」。
効果について勘違いしている人もいるようなので、解説する。
ドラゴンヌートは、自身を「対象とする」効果が発動したときに効果を発動する。
「対象とする」というのは、ドラゴンヌートを選ぶという意味。
選ぶ動作が入っていないカード(「◯◯なモンスターを破壊する」など)には対応していない。
例えば、「竜魂の城」は対象を選ぶ効果なので、対応している。
一方で、「分断の壁」は攻撃表示モンスター全てに対して発動されるので、ドラゴンヌートの効果は発動しない。
どのカードに対してドラゴンヌートの効果が使えるかわからない場合は、公式のデータベースを確認しよう。
対象を取る効果かどうかが書かれている。
除外して手札に加えるエクリプス・ワイバーン
「エクリプス・ワイバーン」は聖刻デッキで活躍間違いなしのカードだ。
墓地へ送られた場合、(可能なら必ず)デッキからレベル7以上の光属性か闇属性のドラゴン族モンスターを除外する。
墓地のこのカードが除外された場合、この効果で除外したモンスターを手札に加えられる。
似た効果の「次元合成師(ディメンション・ケミストリー)」と違い、好きなカードを確実に手札に加えることができる。
ウシルドラゴンが手札に来ないときに使えるカードといえよう。
ただし、除外されたモンスターをいったん特殊召喚したり、手札に戻したりした場合は、同じカードが除外されていても、エクリプス・ワイバーンの効果は発動しない*3。
エクリプス・ワイバーン自体は光属性・ドラゴン族なので、除外しやすく活躍が見込める。
作成例(×21)
スキル:頂に立つ者
今回はドラゴン族しか入れていないので、海馬瀬人の「頂に立つ者」がよいと思う。
デュエル開始時に、フィールド魔法「山」が発動し、ドラゴン族の攻撃力・守備力が200アップする。
もしあれば、三沢大地の「光射す!」でもよさそうだ。
ライフポイントが2000以下になったとき、「シャインスパーク」を発動できる。
光属性の攻撃力が500アップし、守備力が400ダウンする。
聖刻龍・上級モンスター(×4)
- 聖刻龍ーウシルドラゴン×3
- 聖刻龍ーセテクドラゴン×1
下級モンスター(×9)
今回のデッキでは、手札事故防止のため、聖刻印モンスターを入れていない。代わりに、レベル4・光属性・ドラゴン族の神竜 ラグナロクを入れた。
ウシルドラゴンをモンスター効果で特殊召喚する際は、墓地のモンスターの種類と属性に注意しよう。
魔法・罠カード(×8)
- 牙竜転生×1
- スタンピング・クラッシュ×1
- 超力の聖刻印×2
- ブラック・コア×1
- 竜魂の城×2
- 竜の転生×1
ブラック・コアで除外できるのは、表側表示のモンスターのみ。効果を勘違いして、自分のモンスターを除外しないようにしたい。
ウシルドラゴンは竜の転生で特殊召喚する事もできる。罠カードなので、バトルフェイズにも使えるところが他と違う。
聖刻印を使わない意味
モンスターを墓地に落としづらい
聖刻デッキは聖刻印抜きでも回すことができる。
なんなら、「青眼の白龍」を入れてもよい。
だが、聖刻印モンスターは「復活の聖刻印」で墓地に落とし放題というところが他と異なる。
聖刻印モンスターを入れたほうが、上級モンスターの特殊召喚の素材を墓地へ落としやすいのだ。
それ以外で光属性・ドラゴン族モンスターをピンポイントでデッキから墓地へ落とせるカードといえば、「曙光の騎士」ぐらいである。
手札事故が減らせる
一方で、聖刻印を入れてしまうと、手札事故になりやすい。
手札に聖刻印ばかりが来て事故になるよりは、下級通常モンスターを入れたほうがよい。
しかし、光属性・ドラゴン族・通常モンスターの好条件を満たす下級モンスターはなかなかいない。
聖刻印には一長一短があるのだ。
聖刻龍ーセテクドラゴンは?
2回にわたって聖刻について書いたが、もう一筆書くかもしれない。
というのも、セテクドラゴンを使いこなすためのデッキを組んでいないからだ。
セテクドラゴン用のデッキは次回以降ということで。