ゲームの無理な話

ゲームに関する話題をまとめていきます。ゲームのシステムについての話や、ストーリーがあるものについてはその中身も扱う予定です。

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【遊戯王デュエルリンクス】「デーモン」デッキ デメリット破壊を活かそう

「ターン終了時に破壊」は効果破壊

華麗なる孔雀舞のLv30とデュエルしていて、疑問を感じた人はいないだろうか?

 

  • 「霞の谷の祭壇」で効果が無効になっているはずなのに、効果が発動した。
  • 「リグレット・リボーン」のデメリットで破壊されただけなのに、墓地へ送られたとき・場合の効果が発動した。

 

実は、これは仕様である。

霞の谷の祭壇では、墓地で発動する効果は無効にならない

リグレット・リボーンのデメリットでも、墓地へ送られた(効果で破壊された)ことに変わりはないので、モンスターの効果が発動したのだ。

 

このときのリグレット・リボーンの使い方に注目してほしい。

この仕組みを活かせるデッキのひとつに、デーモンがある。

 

今回はデメリット破壊を活かしたデーモンの使い方を紹介する。

 

 

 

 

デーモンの騎兵:破壊デメリットで蘇生コン

例えば、「デーモンの雄叫び」はデーモンモンスターを蘇生できるが、そのターンの終了時に効果破壊されてしまう。

 

でも、「デーモンの騎兵」なら、効果破壊時に墓地からデーモンモンスターを呼べる。

それに加え、デーモンの騎兵の効果で特殊召喚したモンスターはそのターンに攻撃できないが、相手ターンに特殊召喚すれば問題ない。

 

デーモンの雄叫びとデーモンの騎兵はデメリットを相殺できるよい組み合わせと言えるだろう。

 

デーモンの騎兵は効果破壊されるときに、墓地からデーモン1体を蘇生できる。

デーモンの雄叫びでデーモンの騎兵を蘇らせれば、次のモンスターにつなげられる。 

 

デーモンの巨神:破壊デメリットを無視

合わせて「デーモンの巨神」も、破壊されない効果を使うことで、デーモンの雄叫びのデメリットを無視できる。

500ライフポイントを払う必要がある上、フィールドにいる限り1回しか使えないが、破壊されないのは大きい。

 

ただし、リグレット・リボーンの場合は、どのターンの自分のエンドフェイズに破壊されるかの指定がない

一度破壊を免れても、次のターンには破壊される。

 

とはいえ、破壊されたらされたで手札からデーモンを特殊召喚できるところも、魅力的ではある。

 

デーモンの巨神は一度だけ効果破壊を無効にできるが、デメリット破壊も含まれる。

 

万魔殿ー悪魔の巣窟ー:デーモンを手札に

デーモンが効果で破壊されたときにさらなる効果を発揮するのが、「万魔殿ー悪魔の巣窟ー」だ。

そのデーモンよりレベルの低いデーモン1体をデッキから手札に加えられる。

 

例えば、「戦慄の凶皇ージェネシス・デーモン」(レベル8)はリリースなしで通常召喚できるが、攻撃力・守備力が半分の1500になる。

おまけに、エンドフェイズに破壊される。

(これを俗に妥協召喚と呼ぶ。)

 

でも、この効果でわざと破壊すれば、レベル7以下のデーモンを手札に加えることが可能である。


もちろん、破壊したジェネシス・デーモンは騎兵などの効果で特殊召喚できる。

 

一部のデーモンの維持コスト(ライフポイントを支払う)も無視できるので、ぜひ使ってみよう。

 

戦慄の凶皇ージェネシス・デーモンを妥協召喚することで、デメリット破壊が発生する。

万魔殿ー悪魔の巣窟ーの効果で、レベル7以下のデーモンを手札に加えることが可能だ。

 

作成例(×22)

上級モンスター(×3)
  • 戦慄の凶皇ージェネシス・デーモン×1
  • デーモンの巨神×2


ジェネシス・デーモンには、手札か墓地のデーモンカードを除外することで、フィールドのカード1枚を破壊できる効果がある。

この効果は、妥協召喚した場合でも使える

 

下級モンスター(×11)
  • ジェネラルデーモン×2
  • ジェノサイドキングデーモン×2
  • スナイプストーカー×1
  • トランス・デーモン×2
  • デーモン・ソルジャー×2
  • デーモンの騎兵×2


ジェネラルデーモンは、手札から墓地へ送ることで、万魔殿ー悪魔の巣窟ーを手札に加える。

万魔殿がフィールドになければ、ただちに破壊される。

同様の効果を持つカードに「E・HERO キャプテン・ゴールド」、「天空の使者 ゼラディアス」がある。

 

ジェノサイドキングデーモンは、他にデーモンがいないと通常召喚・反転召喚できないが、特殊召喚および戦闘などでのリバースなら大丈夫だ*1


効果の対象になっても、サイコロを振って2か5の目が出れば、効果を無効にできる。これは、全部破壊する効果や対象を選んで発動しない効果には使えない。

それから、維持コストの800ライフポイントは万魔殿で踏み倒せる*2

 

魔法・罠カード(×8)
  • コズミック・サイクロン×1
  • デーモンの雄叫び×2
  • 万魔殿ー悪魔の巣窟ー×2
  • 分断の壁×1
  • リグレット・リボーン×2


デーモンの雄叫びは発動時に500ライフポイントを払わなければならないが、リグレット・リボーンはコストが必要ない。

 

一方で、リグレット・リボーンは戦闘破壊されなければ使えない。

上記の破壊デメリットのタイミングの違いも踏まえながら、それぞれを使い分けよう。

 

いろいろ考えようデメリット相殺

デメリットを打ち消せるのはデーモンや風属性モンスターだけではない。

 

リグレット・リボーンと「ウォーム・ワーム」のように、破壊時効果を2倍にするコンボもある。

それから、以前紹介した「トライアングル・エリア」と「スネーク・ホイッスル」のコンボも、デメリット破壊から別のモンスターの特殊召喚につなげられる。

 

デメリット相殺はコンボの常套手段だ。ぜひ自分だけのコンボを探してみよう。

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