大型アップデートで大幅刷新 見所は?
人気アプリゲーム「スクールガールストライカーズ」が2018年5月8日夕方をもって、「スクールガールストライカーズ2」にアップデートされる。
既存ユーザーにおかれては、大型アップデートの扱いなのでデータは消えず、新しいアプリをダウンロードする必要もない。
一方で、スクスト自体を知らないという人もいるかもしれないので、軽く説明する。
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3Dのぽちぽちゲー
スクストはスマホのタップで操作する3Dのぽちぽちゲーだ*1。
3DCGのキャラクターがアイテムを装備して、悪と戦う。
バトルは自動で行われ、プレイヤーは戦闘開始のボタンを押すだけでよい。
豊富なコスチュームと、時空を股にかけたシリアスなストーリー、少女たちの日常を描いたコミカルなストーリーが魅力のゲームである。
全員分あるコス
イベントなどで手に入るコス(衣装)は全員分用意されている。
体操服やメイド服のような定番コス以外に、バレンタインデーのような季節ものもある。
一部に個人の専用コスもあるが、機会は等しく回ってくる。
バトルコスチュームは恒常および協力戦*2ガチャの目玉。
レアリティが上がるごとに武器が強くなり、戦闘の演出が豪華になる。
従来は、和風やスチームパンク風のものがあった。
スクスト2では、新しい制服とバトルコスチュームが登場する。
魔法少女風のようだが……
豊富な髪型
水着などの有償コスにはイメチェンの髪型*3もついており、いろいろなコスと組み合わせることが可能だ。
無償引換券がプレゼントされることもあるので、無課金でも楽しめる。
スクスト2では、従来と長さの異なるヘアスタイルが導入される。
これまで同じ髪の長さからのアレンジが多かったが、「平行世界の自分」という形でいつもと全く違うヘアスタイルになる。
自由に着せ替え
コスは服とアクセサリーで分かれていて、自由に組み替えられる。
もともとヘアアクセサリーがついているキャラには「つけ忘れ」ヘアなども用意されている。
メイド服や浴衣など、好きな衣装を着せ替えて遊ぼう。
古いコス・アクセは復刻ガチャやゲーム内ミッションで手に入る。
一部のファンの騒動について
スクスト2の新しい髪型が発表された際、一部のファンの間で一悶着あったようだ。
新しい髪型にかわいい・かっこいいなど肯定的な意見を持つ人もいたが、自分の好きなキャラのイメージが損なわれたと感じる人もいたらしい。
中には「引退」を表明する人もいて、アップデートが全員に歓迎されているわけではないことがわかる。
利益を追求する企業である以上、キャラの人気を落とすためにわざとかわいくない髪型にしたと言うことは考えづらい。
単に、その人の好みに合わなかっただけだろう。
バラエティ豊かなストーリー
普段あまり触れないストーリーの内容について説明したい。
スクストのストーリーには、ファンの間でネタバレ厳禁の風潮がある。
だが、この記事ではあえて大まかな内容を明かす。
スクストでは、施設で育った子どもや某国の王女を含むさまざまな境遇にある少女たちが戦士として選ばれ、時空の平和を守る。
重いメインストーリー
メインストーリーEpisode 1は、チーム「アルタイル・トルテ」の結成から、因縁の相手「モルガナ」を倒すまでを描く。
ヒロインたちの意外な「生い立ち」はユーザーに衝撃を与えた。
Episode 2では、チーム「ショコラーデ・ミラ」が謎の「霊獣テンコ」を保護する。
そんな彼女たちの前に立ちはだかるチーム「アマンド・フォーマルハウト」。
時空の行く末を巡り、少女たちの想いがぶつかり合う。
Episode 3では、これまでの物語の矛盾が種明かしされ、物語の根幹に関わる2つの平行世界の秘密も明らかになる。
彼女たちが戦士に選ばれた背景には、悲しい戦いとある少女の献身があった。
そして、スクスト2ではEpisode 4が展開。
召喚獣「キラル」が存在するファンタジックな平行世界を舞台に、謎の2人の少女を救うための戦いが繰り広げられる。
ユーザーの選択で物語が変わることも示唆されており、ライブ感が増しそうだ。
愉快なイベントストーリー
イベントストーリーはメインストーリーとリンクするものを除き、明るく突き抜けた内容が多い。
開拓番組やプロレスものなどのパロディのほか、ちょっとしたRPGになっている回もあった。
一方で、謎解きやミステリーのような真面目なものもあり、いずれのストーリーも丁寧に作られている。
イベントストーリーはほとんどが専用アイテムなしで見返せるので、今からでも遅くない。
恋愛やカップリングのミニストーリー
それ以外にボイス付きや、日常を描いたミニストーリーがある。
親愛編は、主人公を好きであるという設定で、キャラが語りかける。
親愛度が上がるごとに新しいものが解放され、恋愛ゲーム的な楽しみ方ができる。
対話編や日常編はキャラ同士の絡みもあるので、カップリング厨でも楽しめる。
※親愛編・対話編には声が入っているが、それ以外のメイン・イベントストーリーなどには、基本的に声は入っていない。
でも、だからこそ難しいセリフや衝撃的な内容を盛り込める。
時事ネタが拾いやすいというメリットもあり、例えば、藤井聡太さんの活躍に合わせて将棋に関するストーリーを組み込んでいた。
それ以外にも、キャラたちがホーム画面で話しかけてくれたり、システムボイスの代わりになったりしている。
メインストーリー:シリアス多め。
イベントストーリー:コメディ多め。
親愛編:恋愛ゲーム風。
対話編・日常編:女の子同士の掛け合い。
クオリティが高すぎるミニゲーム
スクストはミニゲームが豊富で、大富豪はそれ専用かと見紛うクオリティだ。
基本的に報酬は出ないが、いくらでも遊んで暇をつぶせる。
ミニゲームはメンテナンス中でもプレイできるので、むしろメンテナンス中に遊ばれたい。
5年続くコンテンツへ
スクストはこの4月で4周年を迎えた。
今回のアップデートでナンバリングを変更し、いよいよ長寿コンテンツに仲間入りしようとしている。
ぜひこのアップデートのタイミングに、スクストを始めていただきたい。
あなたにはスクスト5周年を見届ける義務がある。