ゲームの無理な話

ゲームに関する話題をまとめていきます。ゲームのシステムについての話や、ストーリーがあるものについてはその中身も扱う予定です。

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【バンドリ】MVがガチのミュージックビデオだった

ガルパが1周年で見せた成長

3D音楽ゲームのMV(ミュージックビデオ)機能は使っているだろうか?

 

ゲームをプレイせずに、動画だけを見ることができる機能だ。

多くの場合、それはゲーム内の3Dモデルがダンスをしているだけである。

 

ところが、「バンドリ!ガールズバンドパーティー」が割とガチめなMVを出してきた。

表情豊かなキャラクターによる演奏は必見だ。

bang-dream.bushimo.jp

 

 

 

 「アイカツ!フォトonステージ」の挑戦

この挑戦に先立つ形で手描きMVを作っているゲームはあった。

アイカツ!フォトonステージ」(フォトカツ)だ。


高度な3DCGのダンスパートが有名なアニメを原作とするが、ゲーム内にそうした3DCGはない。

 

その代わりに、このゲームではMVと呼ばれるものを、新曲イベントのたびにYouTubeに公開していた。

それは少しの動画と新規カードのイラストで構成されたものだ。

 

www.youtube.com

 

アニメが終わった後も公式がMVを供給してくれてうれしいというファンもいたとは思う。

ただ、キャラクターが歌って踊るMVを作るのは難しかった。

キャラクターが口を動かすMVもあったが、体が一切動かないものもあり、不自然だった。


フォトカツのように3DCGのない音楽ゲームは、MVを一から作る必要があり、大変なのだ。

 

アイカツ!フォトonステージ」は3DCGをあまり使わない手描き風のMVを公開していた。

 

ガルパ初期:動きは限定的

バンドリ!ガールズバンドパーティ」も2017年のサービス開始当初からMVを公開してきた*1

初期のものは動きこそあるものの、限定的だった。

 

www.youtube.com

 

キャラクターの顔が動くシーンや、歌っているシーンもある。

だが、演奏しているシーンは少なめで、体の動きも控えめだった。

演奏シーンが静止画だったものもあり、いまに比べれば予算が少なかったことがわかる。

 

動きのなさを補っているのは、背景や歌詞などのイメージ映像だ。

人間のキャラクターに動きをつけるよりも、お金がかからなかったのだろう。


それから、MVの中にはキャラクターを紹介するテロップもあった。

主人公バンドの5人以外は完全新規キャラクターだったためだと思われる。

 

つまり、初期のMVはバンドのMVというよりも、キャラクター紹介を兼ねたイメージビデオであった。

 

バンドリ!ガールズバンドパーティ」の初期には、演奏シーンが控えめの簡単なMVが公開されていた。

 

2018年公開のMV:表情豊かに演奏

2018年のアップデートから、一部のリード曲にMVがつくようになった。

これはバンドストーリー第2章の公開に伴い実装されたもので、第15話を読むと見られるようになる*2

 

このMVは初期のものとは明らかに違う。

すべてのシーンに動きがある。

 

www.youtube.com


MVでは、3Dのキャラクターが楽器を演奏しながら、要所要所にイメージ映像的なものが流れる。

音楽を全身で表現しており、静止画のシーンがほとんどない。

 

コーラスが入るシーンでは、ボーカル以外のメンバーも歌う。

上に挙げたフォトカツのMVでは、踊りながら歌うことが叶わなかったが、ガルパではちゃんと演奏しながら歌っている。

ギターボーカルの「ポッピンパーティー」(Poppin’ Party)と「アフターグロウ」(Afterglow)のMVはまだ公開されていないが、期待が持てる。

 

まだまだ動きが不自然な部分はあるものの、初期のものに比べたら別物になっている。

 

バンドリ!ガールズバンドパーティ」1周年を機に公開されたMVは演奏シーンが多めで表情が豊かだった。

 

MVつき楽曲解放の条件

上にも書いた通り、MVつきの楽曲はバンドストーリー第2章第15話を読むことで解放される。

これはイベントストーリーという形で先行公開されていて、執筆時点では「パステルパレッツ」(Pastel*Palettes)のものが読めるようになっている。

 

イベントで先行公開されている分は、バンドストーリー第1章を読み終えていなくても読める。

イベントストーリーと第2章を兼ねていると言ったほうがわかりやすいだろうか?

 

イベントが終了すると、通常のバンドストーリーの扱いになり、第1章を読み終えないと読めなくなる。

イベントで読み終えた人は、その後も無条件で読める。

 

第2章がイベントで先行公開されている間は、ポイント達成報酬となり、誰でも読める。

イベントが終わったら、第1章を読み終えないと第2章を読めなくなる。

 

イベント中に読み終えたほうが得?

必ずしも先行公開イベントのときに読む必要はない。

イベントでの第15話の解放条件が20万ポイント程度ということもあり、後から読んだほうが得だ。

 

一方で、イベントを走りたい人は先行公開で読もう。

ポイント報酬では、サブストーリーが読める星3のメンバーも手に入る。

交換所で復刻することも予想されるが、相当の時間がかかるだろう。

 

ストーリーを読み終えると閲覧ボーナスがもらえるが、これは一度しか受け取れない。

イベントで15話まで読んで報酬をもらった人は、もう一度報酬をもらうことはできない。

先に読めるだけで、特に利点はないというのが結論だ。

 

とはいえ、MVつきでプレイできるのは楽曲を解放した後なので、ぜひバンドストーリー第2章を読破してほしい。

 

第2章を先行公開するイベントでは、早くストーリーが読める・楽曲が解放できる以外の利点はほとんどない。

*1:小説やアニメなどの主人公バンド「ポッピンパーティー」(Poppin’ Party)にはほぼ全編動画のMVがあった。しかし、ゲーム発の曲は静止画中心のものもあった。

*2:ゲーム内ではMVを単独で再生することもできるが、プレイするときにも背景でMVが流れる。今のところ協力ライブでは流れない。そもそも、初期のMVはゲーム内では見られないことを付け足しておく。

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