レベル6+レベル2でシンクロ召喚
第2回 エスパー絽場のデュエルカーニバルで、魔法使い族VSドラゴン族の対決があった。
ドラゴン族では、「蒼眼の銀龍」と「青眼の白龍」を使ったデッキが多かった印象だ。
特に、「青き眼の護人」が「正義の味方 カイバーマン」の上位互換となっており、ブルーアイズの使い勝手が大幅に向上していた。
でも、同じカードが入っているBOXの目玉カードは「スターダスト・ドラゴン」だ。
なぜメインなのにスターダスト・ドラゴンを使わないのか?
サポートも充実しているので、ぜひスタダを使ってほしい。
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- レベル6+レベル2でシンクロ召喚
スターダスト・ドラゴンの難点
シンクロ召喚とレベル8の壁
スタダを出す上で一番の壁は、レベル8であることだ。
10月の段階では、レベル4以上のチューナーがほとんどいない。
つまり、レベル3以下のモンスターを並べるか、レベル5以上のモンスター1体を出す必要があるのだ。
(特定のレベル4モンスターをチューナーとして扱うカードはある。)
そこで今回は、レベル2チューナー+レベル6モンスターの路線でデッキを組んでみたい。
たくさんありすぎる罠カード
スターダストモンスターやシンクロモンスターに関連するカードは罠カードが多い。
当時、普通の魔法カードが使えない「ライディングデュエル」をやっていた影響もあるのだろう。
いくらサポートが充実していても、20-30枚の中には入りきらない。
結果として、何のデッキにも入る汎用シンクロモンスターに成り下がっている。
なら、発想を変えよう。
罠中心でデッキを組むのだ。
今回はリシドの「連動トラップ」前提でデッキを組む。
現時点でサポートは手厚いが、罠カードが圧倒的に多く、デッキを組みづらい。
キーカード「シェイプシスター」
「シェイプシスター」はレベル2のチューナーとして扱える罠カード。
1ターンに1枚しか出せないが、シンクロ素材にもアドバンス召喚のリリースにも使えて便利だ。
罠モンスターなので、通常召喚をしたターンでも特殊召喚できる。
そこから、レベル8のシンクロにつなげられる。
罠モンスター「シェイプシスター」で、シンクロ召喚・アドバンス召喚をしやすくする。
ノーコストで通常召喚できるレベル6モンスター
陽炎獣サーベラス
できるだけ低い負担でレベル6モンスターを出す方法を考えたい。
例えば、「陽炎獣サーベラス」は、攻撃力を1000にすることで、リリースなしで通常召喚(妥協召喚)できる。
そのままシンクロ召喚に使うため、攻撃力が低くても関係ない。
このカードは召喚コストや条件がないので、非常に出しやすい。
通常召喚なので、召喚権を使う点にだけ注意してほしい。
ハンマーラッシュ・バウンサー
相手フィールドだけにカードがある場合、リリースなしで通常召喚できる。
自分フィールドにセットした魔法・罠カードがあると、この効果は使えない。
したがって、シェイプシスターとは相性が悪い。
だが、自分フィールド上に魔法・罠カードがない状態で相手に攻撃すれば、相手はそのバトル中に魔法・罠カードを発動できなくなる。
ノーコストで特殊召喚:魔導ギガサイバー
相手フィールドのモンスターが自分より2体以上多い場合に、手札から特殊召喚できるカード。
レベル2のチューナーを通常召喚すれば、スターダスト・ドラゴンを出せる。
攻撃力が下がらず、特殊召喚できるという点ではサーベラスよりも強い。
しかし、デュエル序盤に出しづらいのがデメリットである。
妥協召喚や特殊召喚でレベル6モンスターを出す。
そうすることで、レベル8のシンクロ召喚につなげる。
スターダスト関連の魔法・罠カード
シンクロ関係は後回しにして、スターダストのサポートカードを紹介したい。
星墜つる地に立つ閃こう(スターダスト・リ・スパーク)
特殊召喚された相手モンスターの直接攻撃によって自分が負けそうなとき、攻撃を無効にして1ドロー。
しかも、エクストラデッキか墓地から、スターダストモンスターをシンクロ素材なしで特殊召喚できる。
具体的には、「M・HERO 闇鬼」の直接攻撃で負けそうなとき、このカードを発動することで、スターダスト・ドラゴンを特殊召喚できる。
特殊召喚されたモンスターという条件は一見厳しいが、今の環境なら満たしやすいはずだ。
星屑の残光(スターダストフラッシュ)
スターダストモンスターを自分の墓地から特殊召喚する。
毎度のことながら、対象となるシンクロモンスターは正規のシンクロ召喚で出す必要がある。
星墜つる地に立つ閃こうで特殊召喚されたモンスターは、正規のシンクロ召喚ではないので、この効果の対象ではない。
シューティング・スター
スターダストモンスターがいる場合、フィールド上のカード1枚を選択して破壊する罠カード。
スタダより強い相手モンスターに有効である。
自分フィールド上という指定はないので、ゲートの遊星が使う「スターダスト・チャージ・ウォリアー」でも発動条件を満たせる。
同カードの破壊も可能だ。
シューティング・ソニック
速攻魔法。
スターダストと名のつくシンクロモンスターが戦闘する場合、ダメージ計算前に相手モンスターをデッキに戻す。
スターダストモンスターが、効果で自身をリリースする場合、このカードを墓地から除外することでリリースの代わりにできる。
風属性らしい(?)バウンス効果と、フィールドからいなくなるスターダスト・ドラゴンの弱みを補う効果を持った便利なカードである。
星墜つる地に立つ閃こうは負けそうなときに、エクストラデッキからスターダスト・ドラゴンを特殊召喚。
そのほかにも、スターダスト専用の罠カードが多数存在する。
作成例(×22+エクストラ5)
エクストラデッキ×4
- ジャンク・ウォリアー(☆5)×2
- ジャンク・バーサーカー(☆7)×1
- スターダスト・ドラゴン(☆8)×2
今回はアドバンス召喚の補助でジャンク・フォアードを入れるので、ジャンク・ウォリアーとバーサーカーにも入ってもらった。
ジャンク・ウォリアーは遊星のフェイバリットカード。
シンクロ召喚時に存在するレベル2以下のモンスターの攻撃力分だけ、攻撃力が上がる。デュエルリンクスでは、効果の適用は難しいかもしれない。
ジャンク・バーサーカーは墓地のジャンクモンスターを除外して、そのモンスターの攻撃力分だけ相手モンスター1体の攻撃力を下げる。
攻撃した守備表示モンスターはダメージ計算を行わずに破壊する。
その他のモンスター(×8)
- ハンマーラッシュ・バウンサー(☆6)×1
- 陽炎獣 サーベラス(☆6)×3
- ジャンク・アンカー(☆2 チューナー)×2
- ジャンク・フォアード(☆3)×2
ジャンク・アンカーは墓地のジャンクモンスター1体を特殊召喚して、シンクロンモンスターを素材とするモンスターをシンクロ召喚できる。
もちろん、レベルが合わないと発動できない。
ジャンク・フォアードは相手フィールド上のみにモンスターがいる場合に特殊召喚できる。
アドバンス召喚の補助や、ジャンク・ウォリアーのシンクロ召喚に使える。
スターダスト関連の魔法・罠カード(×7)
- シューティング・スター×2
- シューティング・ソニック×2
- 星屑の残光×1
- 星墜つる地に立つ閃こう×2
その他の魔法・罠カード(×7)
- シェイプシスター×2
- シンクロ・ストライク×2
- シンクロン・リフレクト×1
- スピリット・フォース×2
シンクロ・ストライクは発動したターンに、シンクロモンスター1体の攻撃力をシンクロ素材の数×500アップする。
シンクロ召喚されたモンスターであれば、必ず1000ポイント以上アップする。
だが、それ以外の方法で特殊召喚したモンスターには使えないので注意したい。
シンクロン・リフレクトはシンクロモンスターが相手の攻撃を受けたとき、攻撃を無効にして相手モンスター1体を破壊できる。
OCGの炸裂装甲に似ているが、好きなモンスターを破壊する点が違う。
スピリット・フォースは、戦闘ダメージを0にして、墓地から守備力1500以下の戦士族チューナーを手札に加える。
ジャンク・アンカーのほか、ジャンク・シンクロンやチューン・ウォリアーも条件を満たす。
墓地にチューナーが存在していなくても使用できるので、手札事故の際にも役立つ。
これからのパワーアップに必須のカード
スターダスト・ドラゴンを弱いと思うのは勝手だ。
しかし、主人公の不動遊星のエースモンスターであり、このカードを素材とするカードも存在する。
今後、それらのカードが出てくることも考えられる。
メインBOX「スターダスト・アクセラレーション」を引いておいて、損はないだろう。