原作ゲーム未プレイでも安心 状態異常や進化についても解説
話題のゲーム「ポケモンマスターズ」。
「気になってはじめてみたけれど、ポケモンのゲームをやったことがないので、よくわからない」
という人はいないだろうか?
大丈夫。問題ない。
ポケモンマスターズのゲームで重要となることがらをこの記事にまとめた。
皆さんの参考になればと思う。
ポケモンのわざについて
物理と特殊:計算に使うステータスが違う
ポケモンには、物理攻撃と特殊攻撃がある。
いわおとしのように、直接的に物が当たったり、相手に直接触れてダメージを与えたりするわざは物理が多い。
ダメージの計算は、発動者の「こうげき」と相手の「ぼうぎょ」を参照する。
10まんボルトのように、光線などが直接触れずにダメージを与えるものは特殊が多い。
こちらは、「とくこう(特殊攻撃)」と「とくぼう(特殊防御)」でダメージ計算を行う。
物理・特殊はわざごとに個別に設定されているので、事前に確認しておこう。
変化わざ:能力のアップ・ダウンと状態異常の付加
それ以外に、変化わざがある。
変化わざは、能力値をアップ・ダウンさせるほか、相手を状態異常にすることもある。
能力値とは、こうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさなどのこと。
それに加え、画面上に表示されていない能力がある。
命中率・急所率・回避率などだ。
自分の命中率が下がるか、相手の回避率が上がると、攻撃が当たりにくくなる。
急所率が上がると、攻撃のダメージが大きくなりやすくなる(いわゆる「会心の一撃」)。
中には、次の攻撃が必中・急所確定などになるわざ・パッシブスキルもあるので、気をつけたい。
状態異常・状態変化:行動不能やダメージが発生
気をつけたいといえば、状態異常のことは知っておくべきだ。
- 「まひ」はたまに行動できない。「こおり」は溶けるまで行動できない。ただし、バディーズわざは出せるようだ。
- 「ねむり」は起きるまで行動できないが、例外的にねむり状態でのみ出せるわざがある(未実装)。
- 「どく」「やけど」は一定の周期でダメージを受ける。「やけど」はさらに、こうげきを低下させる。
- 「こんらん」していると、誤って自分を攻撃する。
状態異常は攻撃わざのおまけでも付けられるが、変化わざのほうが確率は高い。
エリカ&ラフレシアの「しびれごな」は、結構な確率で相手の行動を封じられる。
原作ゲームには、一部のタイプでは一部の状態異常が無効になるルールがあった。
だが、今作ではそのようなルールはなく、一部のパッシブスキルでのみ無効になる。
以上に加えて、今作では「ひるみ」状態も、状態変化として扱われている。
原作では、ひるむと、そのターンはわざが出せなくなる。
今作のひるみ状態は、一定時間わざの選択ができなくなり、ゲージの回復が遅くなるようだ。
天候:わざが強化 ダメージ発生など
天気によって、わざのいりょくが上がったり、ダメージが発生したりする。
- にほんばれ:ほのおタイプのわざの威力がアップ。
- あめ:みずタイプのわざの威力がアップ。
- あられ:一定周期でダメージが発生。
- すなあらし:一定周期でダメージが発生。
(原作ではダメージを受けないポケモンのタイプがあったが、今作ではどのタイプでもダメージを受ける模様。)
天候について知っておくのは大事だが、天候を活かしてバトルするとなると、中〜上級者向けレベルの実力が求められる。
というのも、原作では天候によって、特定のわざが強くなったり、一部のポケモンに特別な効果がついたりした。
特定の天候で強くなるわざは、今作にはまだ実装されていない。(2019/9/7現在)
天気によって強くなる「とくせい」については、パッシブスキルで再現されている。
それから、天気を変える「とくせい」を持ったポケモンも原作にいた。
今後、もしかしたら天気を変えるパッシブスキルを持ったバディーズが現れるかもしれない。
現状は、変化わざでのみ天候が変わるようだ。
全体わざ・単体わざ
一部のわざは、敵全体・味方全体に適用される。
わざの適用範囲は、おおよそ原作のダブルバトル準拠になっていると思われる。
ポケモンの全体わざは消費ゲージが3である場合が多いらしい。
同じ全体攻撃でも、わざによって威力や命中率が違うため、同じ強さではない。
人間が使う全体わざの多くは名前に「G」がついている。
(フヨウ&サマヨールの「きずなを見せて!」など、例外もある。)
ちなみに、クリティカットGの「クリティカット」は原作で急所率を上げるアイテムだった。
わざの適用範囲はわざの詳細に書かれているので、よく読もう。
物理攻撃はこうげき・ぼうぎょで計算する。
特殊攻撃はとくこう・とくぼうで計算する。
状態異常を付加したり、ステータスを増減させたりする変化わざがある。
天候には、わざの強化・ダメージ・パッシブスキルの発動などの効果がある。
味方全体・敵全体を対象とした全体わざがある。
ポケモンの強い・弱いについて
ロール(役割)によってステータスが違う
一部のポケモンは、一見すると弱い。
そうしたポケモンはチームに入れなくてよいのか?
いや、そうではない。
実は今作には、ポケモンのタイプ以外にロール(役割)がある。
- アタッカーは、強い攻撃わざを持っている、こうげき・とくこうが高いなどの特徴がある。
- サポートは、強い変化わざを持っていたり、ぼうぎょ・とくぼう・HPが高かったりする。
- テクニカルは、相手をかく乱したり、弱体化したりする。
サポートのバディーズで攻撃しても、弱い場合がある。
その反面、全体攻撃を食らうとき、アタッカーのぼうぎょ・とくぼうが低いと、一発KOのおそれがある*1。
バランスのよいチーム編成が求められる。
原作ゲームにロールはないが、ポケモンによってとくこうが高いとか、ぼうぎょが強いなどの個性があった。
上級者は、どのポケモンが攻撃に向いていて、どのポケモンが耐久に向いているかを把握していた。
原作と違うステータス構成のポケモンもいるものの、「ほかのゲームシステムを無理やり流用した」とかではなさそうだ。
ポケモンの進化・メガシンカ
一部のポケモンは進化して強くなる。
レベルにかかわらず、ポケモンのもともとの能力値がアップする。
ゲームの進行により、進化のバディーズエピソードが解放される*2。
エピソード内のバトルに勝利すると、ポケモンが進化する。
この進化は不可逆なので、姿を変えたくない人にはオススメしない。
進化によって、バディーズわざが強化されるポケモンもいる。
基本的には進化させるのをオススメする。
それに加えて、コルニ&ルカリオなどは、バディーズわざを使うとメガシンカする。
メガシンカすると、バトル終了まで一時的に姿が変わり、能力値が上がる。
メガシンカは手に入れた当初から行えて、バディーズエピソードのクリアは必要ない。
進化・メガシンカに対応しているバディーズは、バディーズずかんで確認できる。
バディーズにはロールがある。
こうげきやとくこうが低いポケモンもいるが、弱いのではなく、ロールがアタッカーではないだけ。
一部のポケモンは進化・メガシンカによって強化される。
進化によってバディーズわざが強化されるものもいる。
リセマラ不要の親切設計
この手のゲームでされがちなのが、「どのカードが出るまでリセマラすべきか?」という話。
でも、今作はリセマラの議論の必要がない。
強いバディーズが確定で手に入るためだ。
一部のバディーズはメインストーリーの特定のタイミングで加入する。
途中までは、メインストーリーのバディーズだけで突破できる難易度設定になっている。
あえてリセマラする必要はない。
特に、メイ(ブラック2・ホワイト2の主人公)&ツタージャはゲージの回復と、とくこうを上げる全体わざを持っている。
めちゃくちゃ優秀なので、ストーリーで加入するのはとてもありがたい。