ゲームの無理な話

ゲームに関する話題をまとめていきます。ゲームのシステムについての話や、ストーリーがあるものについてはその中身も扱う予定です。

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【ドラクエ3】職業&性格システム 自由なプレイが可能

成長パターンを意識してパラメータを強化しよう

冒険ファンタジー作品の代表格ともいえるドラゴンクエスト3。

ファミコン原作でシンプルなのかと思いきや、実は思い切り複雑なことをやっている。

 

ドラクエ3は本シリーズの多くの作品と違い、名前のついた固有のキャラがいない。

あなたは自分でキャラを作り、冒険に出かける。


このシステムのおかげで、多様な経路でのクリアが可能となった。

通常攻撃を強くするもよし、魔法を連発するもよし。

成長パターンを変えることで、何回でも好きなようにやりこめるゲームだ。

 

古いゲームでは、構造的欠陥を利用したクリアが話題になりがちだ。

しかし、ドラクエ3はファミコンの時点でシステムがある程度できている。

スーパーファミコン以降では、別の要素も登場し、キャラメイクが進化した。

 

性格と職業の掛け算が、ドラクエ3をやりがいのあるRPGにしているのだ。

 

 

 

 

前提:ステータスを決めるパラメータ

ドラクエ3では、

  1. ちから
  2. すばやさ
  3. たいりょく(スタミナ)
  4. かしこさ
  5. うんのよさ(ラック)

の5つのパラメータによって、

  1. 攻撃力
  2. 守備力
  3. HP
  4. MP
  5. 状態異常や不利な効果の回避率(内部値)

などのステータス値が決定される。

 

5つのパラメータはレベルアップでも上昇するが、種と呼ばれるアイテム(ちからのたね等)でもランダムに上がる。

いのちのきのみ・ふしぎなきのみは直接HP・MPを上げる。

武器・防具は装備時に限って攻撃力・守備力を上げる。

 

性格と成長パターン

ドラクエ3のプレイヤーキャラには性格が設定されている。

これによって、キャラの成長パターンが変わる。

ちからが上がりやすかったり、かしこさが上がりにくかったりする。

 

勇者(主人公)はプレイ開始時、それ以外の仲間はキャラ作成時に初期の性格が設定される。

上級者はこれをうまく活かして進めていくが、初心者は正直な肌感覚でやってよい。

 

性格の決め方:勇者と仲間

最初に冒険の書をつくったとき、あなたは天の声に従い、質問に答える。

心理テストの要領で質問に答えていき、最後の課題をクリアすると、プレイが始まる。

 

それ以外の仲間は「ルイーダの店」で勧誘する。

2Fには紹介所が用意されていて、そこであなたの好きな名前と職業のキャラを作れる。

5つのパラメータの種を合計5回割り振ることで、性格を決める。

 

この際、特定の性格になれない職業・性別もあるようだ。

また、同じ回数・同じ種類の種を与えた2人が異なる性格になる場合もある。

 

性格の変え方&変わってしまう落とし穴

一度決めた性格を変える方法が2つある。

第一に、性格を変えるための本があり、本棚や一部の店から入手できる。

どうぐから使用すると、性格が変わる。

 

第二に、装飾品(アクセサリー)を装備している間、性格が変わってしまう。

一部を除いて、強制的に変わるため、気をつけたい。

有名なアイテムでは、「はやてのリング」や「おうごんのティアラ」も性格を変える。

 

性格を変えると成長パターンが変わる。

これは、すでにあるステータスが直ちに変化するわけではない。

 

上級者では、ところどころで性格を変えて、バランスよく育成する人もいる。

初心者・中級者は、力が伸びなさそうな性格になっていないかなど、要確認。

なお、基本となる5つのパラメータの数値は、255(2の8乗-1)が上限である。

 

職業システム 選んではいけないものも?

主人公以外のキャラはキャラメイク時に、職業を決める。

それぞれの職業で、覚える呪文が異なる。

職業には固有の成長パターンがあり、同じ攻撃役の戦士と武闘家も差別化されている。

 

気をつけたいポイントとして、初心者は「遊び人」を選んではいけないという点を挙げたい。

遊び人はゲーム中でも、選ばないよう再三注意されている。

 

この職業は遊びの能力をもっている。

ときに命令や作戦を無視して、ふざけてしまう。

戦闘の役に立たないどころか、自分や仲間を状態異常にかける場合がある。


遊び人特有の特典があるため、使用する中・上級者は多い。

だが、癖が強すぎるので、初心者は使うべきではない。

 

転職と能力の受け継ぎ

ある時点で、主人公以外のキャラは転職できるようになる。

 

レベル20以上であれば、いつでも転職が可能だ。

一部には、特別な条件を満たさないと転職できない職業もある。

人物の話をよく聞こう。

 

転職後は、覚えている呪文・特技とステータス値の半分を受け継ぐ

レベルは1となり、育て直す必要がある。

 

このシステムをどのように使えばよいのか?

補助呪文を使える戦士というのが、わかりやすい例だ。


生え抜きの戦士はMPが0で、それ以上成長しない。

しかし、転職で戦士になった僧侶や魔法使いにはMPがある。

転職前の半分なので攻撃呪文の連発はできないが、仲間のサポートをしながら戦える。

 

職業と成長パターン:同系統でも一長一短あり

パラメータ値の成長パターンは、転職を検討する上で重要となる。

 

戦士はすばやさが低く、結果として防御力も低い。

敵の攻撃に先立って仲間を回復させたり、補助呪文を使ったりするのは難しい。

耐性のある防具は豊富なので、呪文攻撃やブレスの対策には困らない。

 

一方、武闘家はすばやさが高く、防御力も高くなりやすい。

ただし、耐性のある防具がほとんど装備できない。

運悪くボスに先制され、補助・回復呪文を使う前にやられてしまったら、元も子もない。

 

どちらも攻撃力(&ちから)が高くなりやすいが、一長一短ある。

今作において、呪文と攻撃の両立はなかなか難しいようだ。

 

職業ごとの特典:特殊能力で有利に攻略

職業によっては覚える呪文と別に、特典が用意されている。


例えば、

  • 武闘家は成長するにつれて、会心の一撃が出やすくなる。
  • 盗賊は戦闘終了後に敵からアイテムを盗める場合がある。

 

これらの特典は転職すると失われる。

上級者はいつどのタイミングでどう転職させるかのプランを考えているようだ。

 

なお、特典があるからといって、必ずしも強いとは言えない。

耐性つき防具が装備できるか、敵に先制攻撃できるかなど、ほかのポイントもある。

初心者は好きな職業を選べばよい。

 

一点物の最強装備に注意

「そんなに○○が強いなら、全員○○にすればよいのでは?」

そう思う人も多いのではないか?


だが、スマホ版などでは、それはおすすめできない。

最強装備が人数分そろえられないため、終盤でつまずくおそれがある。

 

というのも、スマホ版はすごろく場が削除されている。

一点物のアイテムを複数入手できるチャンスだったのだが、それは叶わない。

(シリーズ他作品では、すごろく場で2つ目以降を入手できる。)

 

同じ職業3人でクリアするのは縛りプレイに該当する。

やる場合は自己責任で。

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