ゲームの無理な話

ゲームに関する話題をまとめていきます。ゲームのシステムについての話や、ストーリーがあるものについてはその中身も扱う予定です。

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【ポケモンGO】ゲーム本編初心者がプレイする意味 

図鑑埋め 進化・伝説ポケモンの入手に最適

スマホ用アプリゲーム・ポケモンGO。

 

プレイヤーが現実世界を冒険し、歴代のさまざまなポケモンを捕まえる。

そのポケモンを戦わせ、あるいはエサを与えながら育てる。

「ウィロー博士」ら人物のセリフを読みながら、広く浅く世界観に入ることができる。

 

ゲーム「ポケットモンスター」シリーズ (以下、ポケモン本編) を遊んでこなかった方がプレイするにはピッタリだと考える。

本編を遊びながら、ぜひポケモンGOにもチャレンジしてほしい。

 

 

 

 

ポケモン本編古参ガチ勢がやっていること

ポケモン本編を長く遊んできた人たちは、何をしていたのだろうか?

一言で表せば、長きに渡ってポケモンを集めて、育ててきた。

 

具体的には、

  • ルビーサファイア (ホウエン地方) 以降のポケモンを最新作に持ち出す*1
  • 映画やキャンペーンで配布されたポケモンを受け取る。
  • さまざまな小技 (正当な方法)  を使って、強いポケモンを作る。

 

ポケモン図鑑を埋めるのに集中したとしても、新規ユーザーは圧倒的に不利だ。

でも、ポケモンGOではその埋め合わせができる。

 

ポケモンGOのメリット・利点

地方を超えてポケモンを入手できる

原作ゲームより幅広く、多くのポケモンが手に入る。

ポケモン図鑑を埋めるのにちょうどよい。

 

2022年時点では、赤緑 (カントー地方) からXY (カロス地方) までのほとんどのポケモンが実装されている。

実装されていないのは、映画の主役だったポケモンや、仕様が特殊なポケモンが中心だ。

サンムーン (アローラ地方)、ソードシールド (ガラル地方)、LEGENDSアルセウス (ヒスイ地方) は、一部のポケモンに対応している。

 

(現実世界の) 地域限定ポケモンや、伝説・幻のポケモンは機会が限られる。

だが、イベントで特別に手に入る場面もある。

 

レイドバトルで伝説ポケモンが入手できる

レイドバトルでは、あなたが貢献できなくても、伝説ポケモンが入手できる。

 

本編なら特定のバージョンでのみ登場するポケモンも、ポケモンGOではレイドの対象になっている。

例えば、ソード (ガラル地方) だけを持っている人も、シールド (ガラル地方) のザマゼンタのレイドバトルに参加できる。

何回でも挑戦でき、2体以上捕まえることも可能だ。

 

あなたのポケモンが倒されても、他のポケモンを選ぶか、回復させることで復帰できる。

最後まで離脱せずにバトルを続ければ、ポケモンを捕まえるチャンスが与えられる。

(回復アイテム節約のため、できるだけ強いポケモンを増やしておきたい。)

 

休日で参加者が多い場合は、数十秒で終わる。

近くに大きな街や公園がある人は、ぜひ行ってみよう。

 

進化条件のゆるいポケモンがいる

ポケモンGOは本編と比べ、進化の方法が簡単に設定されている。

 

原作ゲームでは、友達と通信交換することで進化するポケモンがいる。

ポケモンを遊んでいる友達がいないと、非常にハードルが高い。

一部のポケモンは、特別なアイテムを持たせて、通信交換をする必要がある。

 

しかし、ポケモンGOでは通信交換が必要ないか、ポケモンのアメで代用できる。

特別なアイテムも、「◯◯ (地方名) のいし」に統一されている場合がある。

その他の特殊な進化方法も、多くが簡略化されている*2

 

その上、進化方法は本編と違い、ゲーム画面に載っている。

ポケモンHOME経由で本編に送れるので、ぜひ楽をしたい。

 

ポケモンGOのデメリット・難点

ポケモンGOの中で強くなる重要性

強い人が得をするのが、ポケモンGOの鉄則だ。

片手間でやっている人は、ガチ勢に比べて、手に入れられるポケモンが少なくなるだろう。

 

例えば、モンスターボールなどのアイテムは、ジムを防衛した報酬のポケコインでも購入できる。

数の限られた進化・強化用アイテムも、対戦などの報酬で手に入る。

入手のためには、強くなる必要がある。

 

ポケコイン自体は、有償での購入が可能ではある。

とはいえ、ゲームを有利に進めたい場合、強いほうが圧倒的にお得だ。

本編とポケモンGO、どちらをより頑張るかは、あなたの選択に委ねられている。

 

捕まえたポケモンの管理が大変

捕まえたポケモンの管理や処理に時間を使う。

 

ポケモンGOでは、たくさんの同じポケモンを捕まえる。

その中から、対戦に使えそうな強い個体を選び、お気に入りにする。

人によってはニックネームやタグで区別する。

 

それ以外は、研究所か、ポケモンHOMEやLet's Goピカチュウ/イーブイに送る*3

スマホ版ポケモンHOMEの通信交換で大量に放流できるが、手間がかかる。


交換したポケモンは、本編のIDくじ*4でも活用できる。

ただし、本編のボックスに置ける数は限られているので、その選別も必要だ。

 

戦闘が単純化されすぎている

ポケモンGOでは、戦闘システムが本編よりも簡単になっている。

 

例えば、タイプの相性によるダメージの通りやすさに違いがある。

ポケモンGOでは、主に5つのダメージ計算がある。

  1. 二重の効果抜群
  2. 効果抜群
  3. 普通
  4. 効果いまひとつ
  5. 二重の効果いまひとつ

 

一方、本編では、攻撃が全く効かない (ダメージ0) タイプの組み合わせがある。

仮に2つのタイプを持つポケモンで、もうひとつのタイプに効果抜群であっても、ダメージは0となる。

例:ひこう・はがねタイプのエアームドにじめんタイプのわざを撃っても、ダメージは0。

 

さらに、ポケモンGOには、命中率・回避率・急所率の概念がない。

これらを変化させるわざは、攻撃が上がる・防御が下がるなどに置き換えられている。

本編には、3つのパラメータを変化させる特性 (固有スキル) や持ち物 (装備) もあり、奥が深い。

 

そういう意味では、本編をプレイする練習にはならない。

ポケモンGO内での対戦も盛り上がっているが、別物と思ってもらえればよい。

 

限定ポケモン:メルタン・メルメタル

ポケモンGOには、メルタンとメルメタルという、限定のポケモンがいる。

 

特定のミッションをこなせば、誰でもメルタンをゲットできるようになる。

本編には原則として登場しないが、データは送れる。

 

やっていない人は、レイドイベントやイベントでの配布を待つ必要がある。

ぜひポケモンGOを頑張って、メルメタルを入手してほしい。

(伝説・幻ポケモンをポケモンHOMEに転送するには、大量の転送エナジーが必要である。)

*1:赤緑 (カントー地方)、金銀 (ジョウト地方) は移植版のみ移動に対応。ルビーサファイア (ホウエン地方) 発売当時は移動ができなかった。本編以外にリメイク版や番外編のソフトがある。番外編のソフトはLEGENDSアルセウス (ヒスイ地方) のみがデータの移動に対応している。

*2:逆に、本編ではアイテムを使う・持たせるだけでよかったポケモンが、アメ+アイテムで進化する場合もある。とはいえ、本編では数が限られるアイテムも、たくさん入手できる。これをどう評価するかは人それぞれだろう。

*3:研究所に送ったポケモンは2度と戻らない。HOMEに送ったポケモンは本編に移動できるが、弱い個体は図鑑埋めの役にしか立たない。

*4:ポケモンのおや(プレイヤー)には、5-6ケタのID番号が設定されている。おやのIDを参照し、当選番号との一致度に応じて、景品を付与する。わざの最大回数を増やせるポイントアップ・ポイントマックスは貴重で有用だ。

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