つながらなければともだちは増えない
このたび、普通のゲームアプリにあってしかるべき2つの機能が、ようやく「プリキュアつながるぱずるん」(以下、キュアぱず)に実装された。
- 経験値アップアイテム
- パートナー機能
これによって、キュアぱずは以前より遊びやすくなった。
キュアぱずを大きく変えた2つの機能をこの記事で紹介したい。
けいけんちアップアイテム
ひとつは、経験値アップアイテム。
これまでは、回数が限定された日替わりのトレーニングでしか、パワーアップが行えなかった。
そのため、1人のプリキュアを強化するために、時間もスタミナも要していた。
それが改善されて、イベントなどで手に入る強化アイテムが育成(「そだてる」)に使えるようになった。
従来は、回数制限の関係で、(ジェムを割らなければ、)1日にレベル35ぐらいまでしか上がらなかった。しかし、強化アイテムの登場で、プリキュアを育てやすくなった。
パートナー機能
もうひとつが今回メインで取り上げたい機能。それは、パートナー機能だ。
従来はつながれず
これまでも、ともだち機能はあった。キュアぱずの最大スタミナは20で固定*1だが、ともだち同士でスタミナ(「ハート」)を贈りあうことができた。
しかし、その実態はあってなきがごとし。ゲーム内で他のプレイヤーとつながるための機能がなかった。
そのため、SNSなどでともだちを募っているプレイヤーもいたようだ。
もちろん、想定しているプレイヤーはスマホを持つ親の子どもなので、本来はリアルなともだちと直接IDを交換するべきなのだろう。
でも、「プリキュア友達」と直接的なつながりを持たない大人が盛り上がらないと、ゲームは続かない。
そして、ともだちがいる人といない人で、ゲームの進捗(しんちょく)に大きな差が出てしまう。
難易度が高すぎる
もうひとつ、大きな問題があった。このブログでも何度か取り上げてきたが、キュアぱずは難易度がとても高い。
(最近は、「かんたん」と「ふつう」にレベルを分けて、小さな子どもでも楽しめるようにはなっている。)
長く続けてきた「ガチ勢」は同じカードを数十枚重ねることで「ひっさつわざ」をレベル10(最大)にしてその恩恵を受けている。
だが、新規プレイヤーはカードを数十枚も重ねられない。このままでは新規プレイヤーが置いてけぼりになってしまう。
必殺技が2つに
こうした問題を緩和してくれるのがパートナー機能だ。
一部のイベントで、ともだちやランダムに選ばれた他のプレイヤーの「ひっさつわざ」が使えるようになった。
例えば、「キラキラ☆プリキュアアラモード」以外の変身カードをパートナーにすると、一定時間、消したピースの周りのピースも一緒に消えるようになる。
すでにひっさつわざレベル2以上(追加効果がある)のプリキュアを持っている人がいれば、ピースをゆうりな色に変えつつ、周りのピースを消してテキに大ダメージを与えるなどの相乗効果も狙えるだろう。
ただし、パートナーが常に発動している特殊効果「アビリティ」や「スキル」は使えず、パートナーの強さが加算されることもない。
それから、色違いのパートナーなら、ゆうりな色はパートナーの色になる*2らしいので、注意。
ともだち申請が可能に
プレイした後は、パートナーになったプレイヤーにともだち申請をすることができる。
ともだちをパートナーに選択した場合は、パートナーになった人にも選んだ人にも、少量のコインがプレゼントされる。
パートナーを選ばずにスキップすることもできるが、選んでおいて損はない。
まとめ
以上のポイントをまとめると、以下のようになる。
- 経験値アップアイテムが登場。「キャラ」メニューから「そだてる」を選ぶことで、「トレーニング」しなくても、プリキュアのレベルが上がるようになる。
- 「パートナー」機能では、他のプレイヤーの必殺技を使うことができる。
- 「パートナー」にしたプレイヤーにはともだち申請を送れる。すでにともだちであれば、コインがもらえる。
つながる際の注意点:子どもの存在
最後に、1点だけ注意事項を挙げておく。それは、子どもに配慮してほしいということだ。
当然、子どものプレイヤーもパートナー機能を使う。おうちの方は、お子様が怪しいプレイヤーとつながらないよう気をつける必要がある。
(現状、メッセージ機能などはなく、名前と使っているプリキュア、ログイン時間ぐらいしか見られない。でも、これらの情報を利用する手口もあるかもしれないので、安心はできない。)
「子どもの目に触れるかもしれない」自覚を
逆に、大人のプレイヤーも、不適切な名前にするなどの行為を避けていただきたい。
オンライン対戦ができる他のソーシャルゲームでは、NGワードをすり抜けた不適切な名前のプレイヤーが散見される。
大人の皆さんには、安心して子どもを遊ばせられるよう、また大人同士でも不愉快な気持ちにならないよう、配慮願いたい。
参考: