ゲームの無理な話

ゲームに関する話題をまとめていきます。ゲームのシステムについての話や、ストーリーがあるものについてはその中身も扱う予定です。

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【装甲娘】「ダンボール戦機」LBXが美少女キャラに

初心者でも楽しめるゲーム アニメ・プラモデルも

「装甲娘 ミゼレムクライシス」がリリースされた。

人気ゲーム「ダンボール戦機」を原案とし、原案とは違う会社が作っている*1

 

主人公の少女たちがLBXの技術を流用した兵器「装甲娘」となり、敵のロボットを倒す。

プレイヤーは彼女たちの隊長となり、戦闘の指揮をしたり、悩みに寄り添ったりする。

 

今作は一度リリースされたが、至らぬ点も多く、リブートという形で作り直された。

その分、ボリュームが多くなっており、遊びがいのあるゲームに仕上がっている。

 

 

 

LBXとは

小型のロボット玩具。

高いポテンシャルを秘めていたが、テロなどに悪用され、危険なアイテムに変わっていった。

表題の「ダンボール戦機」は、LBXを「強化ダンボール」の中で戦わせていたことに由来する。

 

LBXは劇中ではロボットだが、現実にはプラモデルが発売された。

工具や塗料がなくても作れるため、初心者向けと話題になっていた。

 

大型IP ダイナミックに展開

スマホ・パソコンからでもプレイ可

今作は、スマホアプリ以外にパソコンのブラウザ(インターネット閲覧ソフト)からでもプレイできる。

パソコンとスマートフォン間でまったく同じ内容を遊べる。

有償コアストーン以外のデータが連携できる。

 

PCゲームを主とする会社が手掛けているため、パソコンのサポートは手厚い。

 

アニメの配信 プラモデルの販売・再販

別展開として、アニメ『装甲娘戦機』の製作が決まっている。

ゲームの配信に先駆けて、原作アニメも各サイトで配信されていた。

 

それに加え、「LBCSアキレス ミカヅキカリナ」のプラモデルなど、原作を意識したグッズ展開もある。

原作プラモデル自体もリブートされており、ダンボール戦機シリーズの展開はまだまだアツい。

 

 

関係ないキャラクター 入りやすい入り口

装甲娘の登場人物は、ほとんどが今作のオリジナルキャラだ。

 

いわゆるレジェンドも登場するが、「前作を知らないとまったく遊べない」ということはない。

そういう意味では、新規ファンやライト層には親切といえよう。

 

推しのモチーフになったLBXのプラモデルは、今すぐ購入できる。

キット化していないものもあるが、旧作ゲームをダウンロードすれば、今すぐ遊べる。

アニメは各種サイトで配信されている。

 

ダンボール戦機をよく知らないあなたも、今すぐファン活をはじめることが可能だ。

 

バトルシステム

ここからはゲームの内容について。

今作は、属性のついたキャラクターが通常攻撃と必殺技を放つ、シンプルなゲームだ。

ステータスを考慮した編成が求められる。

 

ここでは要点だけさらっていく。

キャラクターによって、隊列と武器に違いがある。

物理属性が設定されており、敵の弱点をつくと有利に戦える。

必殺技があり、大ダメージやさまざまな効果が付与される。

 

隊列とウェポンタイプ

5人の装甲娘が出撃する。

選んだ装甲娘はその「隊列」に応じて、自動で並べ替えられる。

前衛なら前、中衛なら真ん中、後衛なら後ろに配置される。

 

「ウェポンタイプ」によって、攻撃方法と参照するステータスが異なる。

例えば、ナックル属性「パンドラ(アミ)」の攻撃は、格攻を参照する。

敵から格闘の技を受けるときは、格防を参照する。

 

攻撃が強くても、防御が弱ければ全滅しかねない。

バランスよい編成が求められる。

 

物理属性:貫通・斬撃・衝撃

装甲娘および敵には物理属性がついている。

ウェポンタイプ(武器属性)とは関係ない。

  • 貫通
  • 斬撃
  • 衝撃

の3つがある。

 

敵には弱点属性が設定されており、弱点を考慮した編成が求められる。

3属性を弱点とする敵が混ざっている場合、2種類の場合、1種類の場合がある。

育成においても、各属性のバランスを工夫したい。

 

必殺ファンクション・連携ファンクション

通常攻撃は自動で行われるが、「必殺ファンクション」と「連携ファンクション」はユーザーが発動する。

オートモードにすれば、上記の2つも自動化する。

 

必殺ファンクションはバトル開始時から使用できる。

装甲娘によって、効果や再度使えるまでのインターバルが異なる。


全体攻撃・範囲攻撃・単体への強い一撃などがある。

それぞれに利点・欠点があり、強さのバランスが取れている。

 

連携ファンクションは「Uゲージ」がMAXになったときに使える全体攻撃。

発動時には、生きている装甲娘すべての連携ファンクション効果が付与される。

それに加え、生きている人数によって、ダメージ最大2倍のブーストがかかる。

 

中には、回復技を持っている装甲娘もいる。

敵に装甲娘がいる場合、回復役が重要となる。

 

カスタム機能と多様なスキル

リブート前は原案ゲームとの違いについて、ファンの不満が多かったようだ。

そのひとつがカスタマイズ機能である。

今作では、装甲娘を2種類の方法でカスタマイズできるようになった。

 

コアパーツ:能力アップや蘇生などのサポートスキルをつけられる。

ACCM:LBXを召喚し、もうひとつの必殺ファンクション(援撃ファンクション)を発動する。

 

それから、装甲娘によって、スキルやステータスに違いがある。

同じウェポンタイプ・物理属性であっても、必要な強化アイテムの種類や要求量が異なる。

状況に応じて、ユーザーの好きなようにキャラクターを編成し、強化できる。

 

盛りだくさんのクエスト

このゲームには、遊び尽くせないほどのクエストがある。

強化素材、コアパーツ、ACCM、グレードアップ素材などを集めるクエストが用意されている。

 

コアストーンを使って、スタミナや上限回数を回復できる。

一方で、クリア済みのミッションはチケットで短縮できるなど、時間に関しての配慮もある。

 

あなたはこのゲームを遊び尽くせるだろうか?

 

多様なカスタム・育成機能とそれに対応したクエストがある。

一度クリアしたクエストを省略するためのチケットがある。

 

ユーザーを補助する便利機能

手厚いチュートリアル

今作はチュートリアルがかなり丁寧に作られている。

遊び方がわからなくなることはなさそうだ。

 

機能が解放されるごとに、そのままチュートリアルに突入する*2

あるいは、説明セリフやミニストーリーが挿入される。

各画面からヘルプメニューに飛べるので、チュートリアルが終わったあとでも困らない。

 

石を砕いていろいろ回復

今作では、石を砕いてさまざまなものを増やしたり、回復したりできる。

 

例えば、無償コアストーンをゲーム内コイン(「クレジット」)に変換する機能がある。

それを1回実行するというデイリーミッションも存在する。


もちろん、スタミナもコアストーンで回復できる。

それ以外に、クエストの上限回数をコアストーンで回復できる場所もいくつかある。

 

とはいえ、クレジットは無償コアストーンでしかチャージできない。

回復できる回数に上限を設けている箇所もある。

Pay To Winには限界がありそうだ。

 

連合:うれしいギルド機能

ある程度ゲームを進めると、「連合」機能が解放される。

これは一般的なゲームでいうギルドに当たる。

現在はフレンド機能がなく、連合がその代わりとなっている。

 

連合では、メッセージや強化素材のやりとりができる。

加入条件や、「まったり」などの活動方針も決められる。

ガチ勢もエンジョイ勢も楽しめる。

 

なお、ゲーム内容にかかわる金銭の取引(RMT)は利用規約で禁止されている。

強化素材を現実のお金で売ることはできない。

そもそも、ゲームを進める必要があるため、コストが利益に見合わないのだが。

 

機能が解放されるとすぐにチュートリアルが始まる。

コアストーンを消費して、ゲーム内無償コインのチャージやクエストの上限回数の回復ができる。

ギルド機能「連合」では、強化素材を仲間とシェアできる。

*1:ダンボール戦機を作っていたレベルファイブが監修し、DMM GAMESが製作・運営している。ダンボール戦機の一部キャラが登場する。妖怪ウォッチ(レベルファイブ)とのコラボキャラだった「ジ・バニャン」も美少女化して登場する。

*2:新傾向の敵が出てきた場合にも、説明するミニストーリーが挿入される。

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