初音ミクのバーチャルライブも楽しめる リズムゲームアプリ
「プロジェクトセカイ カラフルステージ feat.初音ミク」が体験版をリリースした。
スマホゲームとしては異例の対応だ。
このアプリでは、1人でのプレイと、後述するバーチャルライブができる*1。
以下、体験版アプリの内容について説明していく。
1週間でサービスを終了するが、記録として残す。
【初音ミク】プロジェクトセカイ:ボーカロイド・声優・男女混合!?
上フリックに注意 iPhoneの対処法
本題に入る前に、注意点がある。
このゲームには上フリックがある。
慣れていない人には取りにくい。
それだけでなく、iPhone X以降の機種を使っている人は注意が必要だ。
iPhoneが上フリックを認識し、ホームに遷移してしまうおそれがある*2。
協力ライブ中であれば、切断とみなされる。
これではプロジェクトセカイを遊べない。
どうすればよいだろうか?
アクセスガイドのやり方
これを防ぐ方法に、アクセスガイドがある。
この機能を使うと、ホームバーが消える。
- 設定>アクセシビリティ>アクセスガイド
- アクセスガイドをオンにする。
これで設定は完了。
以下、実際にアクセスガイド機能を使う際の操作を説明していく。
- プロジェクトセカイのアプリを開く。
- サイドボタンをトリプルクリック(3回連続で押す)する。
- アクセスガイドの画面が表示される。
- 右上の開始をタップする。
- パスコードを入力する。
- ホームバーが消える。
終わりたいときは、
- サイドボタンをトリプルクリックする。
- 再度パスコードを入力する。
- アクセスガイドの画面が出るので、左上の終了をタップする。
アクセスガイドの注意点
アクセスガイド中は、そのアプリ以外のほとんどの機能が制限される。
- ホーム画面に戻れず、ほかのアプリにも遷移できない。
- 通知・着信が来ない。
- ウィジェットや通知センターは使えない。
- スクリーンショットが撮れない。
緊急の用事があるときは、アクセスガイドの使用はおすすめしない。
フリーライブ
前置きが終わったところで、本題に移る。
まずはリズムゲーム部分にあたるフリーライブから。
すべてのキャラのカードが使用可能
体験版では、すべてのキャラのカード(星2)が使用できる。
ユニットは10組編成されていて、編集する機能はない。
すべてのユニットにバージョン違いのミクが入る。
ユニット6以降はボーカロイドのメンバーを少しずつ変えたユニットである。
育成機能は実装されておらず、レベルアップしない。
そのため、高難易度の譜面では、上位のスコアランクに到達できない。
これを逆手に取り、SNS上では「声優のスコアに到達できるか」という企画もやっていた。
ライブ関係のボイスが聴取可能
今回の体験版では、ストーリーはない。
キャラクターボイスは、
- タイトルコール
- スキル発動時
- ライブ終了後のセリフ
- バーチャルライブ
などで聴ける。
プレイ可能な曲は3つ×2種類
実装されている楽曲は、3曲のみ。
難易度は5段階で、EXPERTをクリアすれば、MASTERが解放される。
ボーカルが選択できる。
- ミクたちが歌う「バーチャルシンガーver.」
- 声優とセッションする「セカイver.」
の2種類がある。
1曲はバーチャルシンガーver.のみだが、1曲は歌うバーチャルシンガーを変えたver.もある。
それ以外に楽曲の違いはない。
なお、MVが実装されない曲があることも発表されている。
実際に、体験版の1曲にはMVがなかった。
バーチャルライブ機能
プロジェクトセカイには、バーチャルライブ機能がある。
バンドリと同じなんじゃないかと言われがちだが、ここが一番違う。
決まった時間にバーチャルライブにアクセスすると、ミクたちのライブが見られる。
視聴者はスマホを通じて、ミクたちを応援できる。
ゲーム内のコンセプトと同じように、ボーカロイドをより身近に感じられる。
プライベートルーム:友達の家で花火
バーチャルライブにはルームが設定されており、野良マッチングされた相手とライブを楽しむことになる*3。
しかし、友達とパスワードを共有することで、プライベートルームを作れる。
花火が見える友達の家に集まるような感じで、ライブが見られる。
これが令和のオンラインライブの楽しみ方である。
(野良マッチングでも、ライブは楽しめる。)
待合室(チャットルーム)
バーチャルライブにログインすると、まず待合室に案内される。
開場時間になると、バーチャルライブの開場に移動できるボタンが表示される。
待合室では、アバター同士でテキストやスタンプなどのコミュニケーションがとれる。
いわゆるチャットルームだ。
体験版ではまずニックネームを設定するが、これは待合室で使われる。
会話のテキストも自由に入力できる。
キャラの名前や基本的な応対が書かれた文字スタンプも存在する。
野良マッチングでは、印象のよくないユーザーがいるかもしれない。
そういう場合は、プライベートルームの使用をおすすめする。
ライブ中のアクション
このアプリでは一人称視点で、VR風のライブを楽しめる。
ライブ中はテキストによる会話はできない。
その代わり、ペンライトや投げ銭(的なサムシング)が使える。
ペンライトは色や振り方を変えられる。
ほかの生配信のように、コインを消費してアイテムを投げられる*4。
演者(もといシンガー)から、ジャンプなどのディレクションが入ることも。
ユニットごとに開催 日替わり
バーチャルライブは、現状はユニットごとに開催される。
開催日時が決まっており、開場までは待合室がオープンしている。
ニコ生のようなものといえばよいだろうか。
体験版アプリでは、初日のみ全ユニット同時開催となった。
それ以外は日替わりで3回ずつ開催された。
同一ユニットの各公演はまったく同じものである。
所要時間は15分程度だった。
本リリースを待て
このアプリは、プロジェクトセカイの感覚を味わってもらうためのもの。
一部に激ムズの曲があるものの、満足できるボリュームではない。
もっと遊びたい方は、ぜひ本リリース時に遊んでいただきたい。