ゲームの無理な話

ゲームに関する話題をまとめていきます。ゲームのシステムについての話や、ストーリーがあるものについてはその中身も扱う予定です。

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【遊戯王マスターデュエル】復帰勢にもオススメのソロモード

OCGのルールで遊べる・学べる本格的なアプリ

「遊戯王マスターデュエル」が人気を博している。

本格的なデュエルがスマートフォンの他、家庭用ゲーム機やPCでも楽しめる。

 

これまでも遊戯王のカードで遊べるゲームはあった。

しかし、紙のカードと完全に同じルールのデュエルがスマホで遊べるのは初めてである。

 

先に断っておくが、この記事を読んで、初めて遊戯王をやってみたいと思った方。

そういう方はこのアプリには向いていない。

ルールが簡略化され、初心者でも遊びやすい「遊戯王デュエルリンクス」をおすすめする。

 

 

 

 

マスターデュエルの主な特徴

遊戯王オフィシャルカードゲーム(OCG)をスマホやゲーム機で遊べる。

ルールは、OCGのマスタールール(2022年4月現在)を採用している。

 

このゲームは、eスポーツを意識したダイナミックな演出が特徴だ。

モンスターが召喚されたとき、破壊されたときなどに大胆なエフェクトが入る。

チェーン(効果の応酬)は、どの順番で処理されるかが分かりやすく表示される。

 

デュエルは、タッチパネルで直感的にプレイできる。

例えば、モンスターカードを指でなぞるだけで、攻撃宣言できる。

Switch版を遊ぶ方も、タッチ操作を勧める。

 

TCGからDCGへ 紙からアプリへ

物理的なカードを持たないデジタルカードゲーム(DCG)としては、シャドウバースが有名だ。

カードの絵柄・能力が変化するなど、紙ではない利点を活かしている。

 

一方の紙のトレーディングカードゲーム(TCG)も、勢いが衰えていない。

TCG界隈では、資産としてのレアカードに注目が集まっている。

窃盗事件が問題となっていることからも、価値の高い商品であるのは明らかだ。

 

だが、関係各社はTCGのデジタル化を急いでいる。

DCGでは、動画配信やeスポーツのような大会が盛んに行われている。

それに、TCGが発展しすぎた今、まったくの初心者が新しくTCGを始めるのはハードルが高すぎる。

 

そういう意味でも、誰でも始められる基本無料のDCGアプリは重要なのだ。

 

ゲームとして独立 アニメの内容なし

ここで、すでに配信されている「遊戯王デュエルリンクス」に触れておきたい。

こちらも遊戯王オフィシャルカードゲーム(OCG)のカードで遊べるゲームだ。

 

リンクスでは、ルールが簡略化されており、一部カードの能力が調整されている。

アニメ『遊戯王』シリーズのキャラが出てきて、固有のスキルを使いながら、デュエルをする。

海馬瀬人やブルーアイズ・ホワイト・ドラゴンを使い、初心者でも楽しく遊べる。

 

他方、マスターデュエルでは、スキルもアニメキャラもない。

でも、全ての召喚法が使える上、デュエルリンクスに実装されていない最近のカードも使える。

簡略化されたリンクスでは活躍できなかったカードも、能力をフルに発揮できる。

 

デュエルを本格的に楽しみたい人には、マスターデュエルがおすすめだ。

 

復帰勢でも遊べる?

昔、遊戯王を遊んでいた復帰勢でも、このアプリを楽しめる。

ただし、

  • このゲームでは、コンピューターにより厳密なルールの運用がなされている。
  • 先攻1ターン目はカードを1枚ドローできなくなった。
  • ペンデュラムゾーンは廃止された。魔法・罠ゾーンの両端に読み替える。
  • 2つのエクストラモンスターゾーンが追加されている。

などの点に留意する必要がある。

 

あなたが遊んでいた時期のカードでも遊べるのか、という疑問があると思う。


現在は、カードをリメイクするなどして、十分に遊べるようにした「テーマ」もある。

例えば、「サンダー・ドラゴン」は関連カードが増え、強いテーマとなった。

初代エースの「ブラック・マジシャン」「青眼の白龍」「真紅眼の黒竜」については、利用・補助するカードも多い。

 

対戦にランク制を導入しているこのゲームでは、ガチ勢と当たることは稀である。

気軽に参加してもらえればうれしい。

 

新しい召喚方法が不安 使いたくない

新しい召喚方法がたくさんある点に不安を抱いている方も多いのではないか?

 

だが、安心してほしい。

このアプリのソロモードでは、そうした召喚方法をマスターできる。

 

それに、あなたが遊んでいた儀式・融合・シンクロ・エクシーズモンスターだけでも強いデッキを作れる。

例えば、儀式モンスターの能力をアップしたり、守ったりするカードもある。

でも、ペンデュラムやリンクモンスターと組み合わせると、より強くなる。

 

「○○召喚を使いたい」

あなたのこだわりを保ったままで、さまざまな戦略を試してもらいたい。

 

ソロモード:召喚法をマスター

OCGのテーマごとのストーリーをクリアし、ストラクチャーデッキ(構築済みデッキ、ストラク)などをゲットできる。

テーマとは共通の名前(「ブルーアイズ」など)や、あるいはその種族・属性に関する効果を持っているカードの集合のことだ。

 

最初のほうは、OCGの主な召喚法から、2テーマずつを順番に扱う。

順番に進めていけば、すべての召喚法をマスターできる。

(召喚するだけなら簡単だが、戦略的に「使いこなす」のは難しい。)

 

シナリオ:アニメではなくOCG

ソロモードの各ゲートには、シナリオ・練習デュエル・デュエル・ゴール・ロックが用意されている。

あなたはゴールを目指して、ゲートの中を進んでいく。

 

さて、シナリオとゴールではアニメではなく、テーマごとのカードの世界観を説明する。

何のモンスターなのか、どのような世界に暮らしているのか、善か悪か……

「閃刀姫(せんとうき)」のストーリーが漫画化されるなど、カードの物語も注目されている。


最初のシナリオを読むと、練習デュエル・通常デュエルに移る。

練習デュエルでは指示を受けながら、用意されたカードを使い、勝利する。

通常のデュエルではレンタルデッキと自分のデッキを使い、相手に1回ずつ勝つ。

 

ゴールのシナリオを読み終えれば、いったんゲートクリアとなる。

 

通常デュエル:レンタルデッキを駆使

ソロモードの通常デュエルは、このゲームの最初の難関である。

このデュエルでは、レンタルデッキと自分のデッキの両方を使うことが求められる。

 

レンタルデッキは、そのテーマの基本や応用的な動きを想定している。

ただ強いモンスターを召喚しただけでは勝てないので、気をつけよう。

自分のデッキは、相手のテーマに対して相性のよいものを使いたい。

 

相手もレンタルデッキと同じテーマのデッキを使ってくる。

クリアするには、デッキのコンセプトとその突破法を理解する必要がある。

 

ロック:オーブを集めて解放

難易度の高いデュエルは「ロック」の先にある。

ロックを解除するには、ゲートのクリア報酬などで手に入る「属性オーブ」が必要だ。

ゴールを読了し、すべてのデュエルを2回ずつクリアするのが目標となる。

 

そのロックの解除に必要なオーブは、その時点では手に入らない場合もある。

ゴールさえ読めば、クリアしたことになるので、いったん次のゲートに進もう。

 

上級デュエル:ミックスされたテーマ

ロックされているデュエルは、やや強いデッキを相手に戦う。

 

このデュエルでは、レンタルデッキが厄介だ。

レンタルデッキは、OCGでよく使われるテーマとミックスされているものが多い。

むしろ、ミックスされているほうのテーマを活用しないと勝てないデッキもある。

 

ロックされた相手を倒すには、戦略も求められる。


あるレンタルデッキでは、効果破壊系のカードがほとんど入っていない。

戦闘破壊されないモンスターを使ってくる相手もいる。

その場合、モンスターの攻撃力を上げて、力で押し通す必要がある。

 

勝てない場合は

ストラク:デッキの組み方がわからない人に

「どうすれば強いデッキが作れるかわからない」

 

マスタールール初心者はストラクを使うとよい。

ストラクはショップから購入できる。


あるいは、ゴールを読了すると、ストラクをもらえるゲートもある。

このとき、シークレットパックも解放されるので、デッキの強化に使おう。

 

デッキの詳細を確認しよう

ソロモードでは、レンタルデッキと相手のデッキの内容を確認できる。

カードの効果を見ると、どのような動きをするべきか想像できる。

 

各種攻略サイトを見れば、デッキのコンセプトや基本的な動きを知ることができる。

もし、ゲームだけでは理解できなかった場合は、テーマ名やカード名で検索してみよう。

上級デュエルのデッキでは、テーマ外や汎用(どのデッキでも使える)のカードもたくさん入っている。

 

遊びながら理解するのも大事。

だが、何と混ぜられていて、どのような動きを想定しているのか。

それを知るのも、デュエルの勉強においては重要だ。

 

教え魔は無視しよう

自分と関わりのない初心者、とくに女性に対して、何かを教えたがる人はあらゆる場所に見られる。

これを「教え魔」と呼んでいる。

ボウリング場の女性客に絡む中高年の男性が有名だ。

 

残念ながら、教え魔は遊戯王の界隈にも存在する。

教え魔がイヤで、初心者がゲームを辞めてしまうことが危惧される。

そんなに教えるのが上手なら、公認のインストラクターにでもなればよいのだが……

 

いずれにしても、いちいちケチをつけてくる人、指導に見せかけてあなたのプライベートに立ち入ってくる人。

そういう迷惑な人は、無視しよう。

SNSなどのミュート機能をすり抜けてくる場合は、警察にも相談を。

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