ゲームの無理な話

ゲームに関する話題をまとめていきます。ゲームのシステムについての話や、ストーリーがあるものについてはその中身も扱う予定です。

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【プロジェクトセカイ】コネクトライブ第1回 観客に応えるキャラクター

相互にコミュニケーション バーチャルライブとの違い

「プロジェクトセカイ」にて、第1回コネクトライブが開催された。

「VIVID BAD SQUAD」の4人と、初音ミクらバーチャル・シンガーたちが熱いステージを繰り広げた。

 

2021年9月に発表されたこの企画。

2022年6月、ようやく日の目を浴びることができた。

 

この記事では、第1回コネクトライブの様子や、その特徴をまとめる。

第2回以降に参加する際の参考になればと思う。

 

 

 

 

バーチャルライブとコネクトライブの違い

コネクトライブは、通常のバーチャルライブ(イベント最終日などに開催される)とは異なる。

まずは大まかな違いを見てほしい。

 

バーチャルライブ:

  • 長さは8-10分程度。
  • 楽曲はゲーム音源をそのまま流す。
  • 3DMVのある楽曲に限る。
  • ステージの形・装飾は、3DMVに合わせていることが多い。
  • 子ども向け番組のように、視聴者の存在は察知しているが、コミュニケーションはない。
  • 「セカイ」にいる想定で、キャラクター同士のコミュニケーションを楽しむ。

 

コネクトライブ:

  • 長さはアンコールを含め、1時間程度。
  • 楽曲は既存の音源ではなく、フルバージョンである。
  • 3DMVのない楽曲も歌う。
  • コネクトライブ専用のステージで、3DMV仕様の装飾はない。
  • キャラが会場に語りかけたり、コメントへの応答があったりする。
  • セリフがライブのMCっぽくなっている。

 

より現実に近いライブ 相互コミュニケーションへ

コネクトライブでは、バーチャルライブ以上に現実に近いライブをしたいようだ。

 

歌唱パートでは、楽曲に合いの手を入れることができる。

曲中の特定のタイミングに、画面上にボタンが表示される。


それをタップすると、合いの手の文字が浮かび上がる。

さらに、事前にユーザーから募集した声が再生されるという仕組みだ。

 

コネクトライブが目指すのは、相互コミュニケーションである。

収録済みのバーチャルライブでは、コミュニケーションが一方通行だった。

生配信のコネクトライブでは、アーティストと観客の相互の関係性をなるべく再現しようと試みている。

 

バーチャルを活かした演出

ただ単にCGでライブをするのではなく、バーチャルの利点が活かされていた。

例えば、楽曲ごとに衣装が変わる。

 

現実のライブでは、着替えや配置転換のために、休憩が入る場合がある。

すぐに衣装が変わるのは、バーチャルならではだ。

舞台袖の概念もなく、楽曲に参加するメンバーが現れたり消えたりする。

 

ちなみに、現実のライブでは争奪戦になる銀テープ。

ライブの最後の楽曲などで、紙吹雪の代わりに降ってくるものだ。

こちらはカスタムプロフィール用のアイテムとして、全員にプレゼントされる。

 

3DMVのない曲をフルサイズで

バーチャルライブでは見られないパフォーマンスがある。

3DMVのない曲のライブは、各種有料イベントでしか見られない。

コネクトライブは、その貴重な機会のひとつだ。

 

それに、フルサイズで聴けるのは、非常にありがたい。

ゲーム版楽曲は、ショートサイズになっていることも多い。

フル版のMVがある曲も2Dなので、3Dで見られた点がよかった。

 

そして、楽曲はバーチャルシンガーなどを除いて、別音源となっている。

エフェクトのかかっている箇所はあるが、キャラが歌った生歌に聞こえるよう、加工しているようだ。

(本当の生歌は、オーケストラライブの「セカイシンフォニー」や、担当声優のライブなどで聴くことができる。)

 

ぜひこの機会に、楽曲をフルで聴いてほしい。

気になる楽曲があったら、手に取っていただきたい。

 

MC:観客に向かって話す

「私たち、同じ学校に通ってるんだけどね」

「応援してますだって。◯◯さん、ありがとう」

コネクトライブのMC(=トーク)は、視聴者を巻き込んだ内容になっている。

 

このライブでは基本的に、MCは生録音である。

そのため、バーチャルライブにはない演出が可能なのだ。

(バーチャルシンガーなどは収録済みの音声を使う。)

 

さて、バーチャルライブのMCは、あくまでキャラ間の会話を聞いている形だった。

観客への言葉といえば、回答を必要としない一方的な問いかけや、決意表明が多かった。

例:「みんなもクリスマスを楽しんでる?」「見守っていてくれ」

 

一方のコネクトライブでは、観客がいる前提で、観客に向かって話す事が多い。

第1回目では、トークの内容を多数決で選ぶアンケートもあった*1

観客のコメントも拾ってくれて、相互のコミュニケーションができている。


曲中で観客を煽ったり、間奏にもMCが入る場合もある。

生録音のコネクトライブならではの、視聴者参加型企画を楽しんでほしい。

 

コネクトライブの開始前・終了後には、キャラによるアナウンスが入る。

こちらもお聴き逃しなく。

 

ライブ以外も盛りだくさん

パンフレット付きのセット

今回のライブは1回分を有償1980クリスタルで観覧できる。

それ以外に、有償3980クリスタルのセットがあり、特別な特典がつく。

セットには電子パンフレット、称号、カスタムプロフィール機能で使える「コレクション」が入っている。

 

ライブを観ただけの人は称号をもらえないが、チケットを買った記録がアイテム欄に残る。

そのため、思い出に残したいだけの人は、チケットのみでもよい。

 

電子パンフレットはスマホの横置きで10ページ程度。

現実のアーティストのライブを意識した内容が掲載されている。

メンバーへのインタビューや、ライブの準備の様子(3DCG)もあった。

(インタビューは創作であり、声優とは関係ない。)

 

ゲーム内で楽しめるグッズショップ

コネクトライブ待合エリアには、グッズショップがある。

記念グッズはここで交換しなければ、復刻を待つしかないだろう。

 

第1回では、アバターアイテム3点と、コレクションBOXが販売されていた。

アバターアイテムは無償クリスタルや、バーチャルコインで交換できる。


コレクションBOXはカスタムプロフィール用のパーツのガチャで、ゲームと関係ない。

無償クリスタルかバーチャルコインで交換できる。

 

記念グッズはゲーム外でも発売されるので、お見逃しなく。

 

よりリアルに 近くに

最近のアップデートで、3D周りの画質が向上した。

これもコネクトライブを魅力的にしている要因のひとつだ。

 

キャラクターをよりリアルに感じられる。

コメント返しなどで、より近くに感じられる。

現実のイベントでは、なかなか得られない感覚だ。

 

バーチャルライブの技術がより進化していくことが望まれている。

*1:その人の回答に合わせ、ペンライトの色を強制的に変える方式。視聴者は画面のボタンをタップするだけでよい。

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