宝玉獣デッキと魔法・罠ゾーンの使い方
ヨハンの2回目のキャラゲットイベントが開催された。
報酬として、新規の魔法・罠カードも登場している。
ドローソースである「レア・ヴァリュー」も追加され、宝玉単体の正攻法のデッキが組みやすくなった。
このデッキにおける最悪のシナリオは、魔法・罠ゾーンが埋まってカードが出せなくなること。
7枚の宝玉獣をフィールド・墓地にそろえること(「究極宝玉神 レインボー・ドラゴン」の召喚条件)を意識しつつも、魔法・罠カードがいつでも使えるようにしたい。
主要なカードを説明しながら、どうやってデッキを回すかを解説する。
【遊戯王デュエルリンクス】ヨハンのスキル「俺の家族だぜ!」が芝刈り放題で芝生える - ゲームの無理な話
魔法・罠ゾーンにいてよい宝玉獣は2枚まで
魔法・罠ゾーンに3枚目の宝玉獣を置いてはいけない。
それを除去できる宝玉モンスターは「コバルト・イーグル」とレインボー・ドラゴンしかいない。
なんらかの方法で「ルビー・カーバンクル」を特殊召喚するという可能性もあるが、あまり現実的ではない。
除去できなければ、魔法・罠カードが発動できなくなる。
すでに2枚の宝玉獣が魔法・罠ゾーンにいるなら、宝玉獣モンスターの破壊時効果とサファイア・ペガサスの召喚時効果は使わないことだ。
除去と配置のバランス
一方で、魔法・罠ゾーンに宝玉獣がいることで効果を発揮するカードもある。
例えば、「宝玉の導き」は魔法・罠ゾーンに宝玉獣が2枚存在する場合、宝玉獣1体をデッキから特殊召喚する。
そうした効果があるので、宝玉獣を全部墓地へ送ればよいというわけではない。
常に宝玉獣を2枚置ける状態がベストなのだ。
魔法・罠ゾーンの宝玉獣が2枚になるようにデッキを回そう。
宝玉獣を除去する魔法・罠カード
現時点で魔法・罠ゾーンの宝玉獣を除去できる魔法・罠カードは以下の通り。
- 虹の行方
- 宝玉の契約
- 宝玉の祈り
- レア・ヴァリュー
宝玉獣を墓地へ送って発動する効果
魔法・罠ゾーンの宝玉獣を墓地へ送ることでなんらかの効果を発揮するものが多い。
虹の行方は相手モンスター1体の攻撃を無効にする。その後、究極宝玉神カード1枚をデッキから手札に加えてもよいし、加えなくてもよい。
宝玉の祈りは、相手フィールドのカード1枚を破壊できる実質ノーコストのカードである。
カードトレーダーから入手しよう。
レア・ヴァリューは、魔法・罠ゾーンに2枚ある宝玉獣のうち、1枚を相手が選び、墓地へ送る。
このデッキの大事なドローソースである。
宝玉の契約で宝玉獣を特殊召喚
一方で、宝玉の契約は魔法・罠ゾーンの宝玉獣1枚をモンスターゾーンに特殊召喚するカード。
ルビー・カーバンクルを特殊召喚し、モンスター効果でその他の魔法・罠ゾーンの宝玉獣を特殊召喚するコンボが有名だ。
魔法・罠ゾーンの宝玉獣を除去しながら、効果を発動して一挙両得。
宝玉獣を魔法・罠ゾーンに置くカード
7枚の宝玉獣をそろえるには、デッキから魔法・罠ゾーンにカードを置くことも大事だ。
一方で、そうしたカードは上に書いた魔法・罠カードの効果を能動的に使うためにも役立つ。
- 宝玉獣 サファイア・ペガサス
- 宝玉の解放
- 宝玉の樹
- 宝玉の絆
- 宝玉の恵み
宝玉獣を2枚置けるカード
サファイア・ペガサスは自身の召喚時にデッキから1枚、魔法・罠ゾーンに置く。
破壊されたら、サファイア・ペガサス自身を魔法・罠ゾーンに置く。
宝玉の解放は攻撃力800アップの宝玉獣専用の装備魔法。
だが、このカードが墓地へ送られたとき、デッキから宝玉獣を魔法・罠ゾーンに置ける。
宝玉獣モンスターが破壊されたら、一気に2枚魔法・罠ゾーンに置くことができるスグレモノだ。
宝玉の恵みは墓地の宝玉獣を2体まで魔法・罠ゾーンに置ける。
起死回生のレア・ヴァリューを発動することが可能である。
宝玉の絆はカードの選び方が大事
宝玉の絆は宝玉獣1体を手札に加え、名前の異なるもう1体を魔法・罠ゾーンに置く。
攻撃力の高いサファイア・ペガサスか「トパーズ・タイガー」を手札に加え、攻撃力の低い「アメジスト・キャット」やルビー・カーバンクルを魔法・罠ゾーンに置くという使い方が考えられる。
手札にあったほうがうれしいカードと魔法・罠ゾーンに置きたいカードをよく考えよう。
宝玉の樹で置くのは1枚まで
宝玉の樹は、宝玉獣が魔法・罠ゾーンに置かれたときにジェムカウンターを1つ置く。
このカードを墓地へ送ることで、ジェムカウンターの数だけ魔法・罠ゾーンに宝玉獣を置ける。
このカードが使えるのは、魔法・罠ゾーンに宝玉獣がいないときだけ。
それから、デッキの性質上、ジェムカウンターを1つ置いたらすぐに効果を発動したほうがよい。
破壊された宝玉獣を置くスペースを開けておきたいからだ。
これらのカードを活かして、いち早くレインボー・ドラゴンを召喚しよう。
デッキからカードを置く効果は、7枚の宝玉獣をそろえるのに役立つ。
究極宝玉神 レインボー・ドラゴンは攻撃力4000
実はゆるい!? 召喚条件
究極宝玉神レインボー・ドラゴンは、7枚の宝玉神がフィールド・墓地にそろっている以外に召喚に制限がない。
召喚時にそれらのカードを除外するなどのコストもないので、手札に2枚あれば両方とも特殊召喚できる。
ただし、効果は特殊召喚したターンに使えないため、注意が必要だ。
効果を使わないほうが強い!?
レインボードラゴンの効果は2つあって、
- 宝玉獣を墓地へ送って、1枚につき攻撃力を1000アップする
- 墓地の宝玉獣を全部除外して、フィールドのカードを全てデッキに戻す
1つ目の効果はまだしも、2つ目の効果は荷が重すぎる。
レインボー・ドラゴン自身もデッキに戻るので、二度と特殊召喚できない可能性が高い*1。
それに、デュエルリンクスでは、どうあがいても宝玉獣を5枚までしか置けないので、1つ目の効果の威力が下がる。
効果を使わなければ、攻撃力4000のただのモンスターなので、デメリットはない。
「虹の引力」はあまり使えない!?
ちなみに、レインボー・ドラゴンをデッキ・墓地から特殊召喚する「虹の引力」というカードもある。
一見便利カードに見えるが、レインボー・ドラゴンが特殊召喚モンスターであることを忘れてはならない。
つまり、一度正規の方法で特殊召喚に成功してから墓地へ送らないと、墓地から特殊召喚できない。
今回は虹の行方で手札に加えるので、虹の引力は使わない。
究極宝玉神 レインボー・ドラゴンは攻撃力4000の通常モンスターだと思うべし。
作成例(22+8)
宝玉モンスター(×10+8)
下記に加えて、スキル「俺の家族だぜ!」でデッキ外から宝玉獣が1枚ずつ入る。
- 究極宝玉神 レインボー・ドラゴン×1
- 宝玉獣 アメジスト・キャット×0
- 宝玉獣 アンバー・マンモス×2
- 宝玉獣 エメラルド・タートル×1
- 宝玉獣 コバルト・イーグル×1
- 宝玉獣 サファイア・ペガサス×2
- 宝玉獣 トパーズ・タイガー×2
- 宝玉獣 ルビー・カーバンクル×1
魔法カード(×7)
- 宝玉の解放×1
- 宝玉の樹×1
- 宝玉の契約×1
- 宝玉の導き×1
- 宝玉の恵み×1
- レア・ヴァリュー×2
罠カード(×5)
- 虹の行方×2
- 宝玉の祈り×2
- 貪欲な瓶×1
レインボー・ドラゴンを出したいなら練習あるのみ
ヨハンのキャラゲットイベント開催中、レインボー・ドラゴンを使うという期間限定ミッションが開催されている。
今回紹介した正攻法以外にも、いろいろなデッキの組み方があると思うが、どうしても壁にぶつかる。
例えば、「隣の芝刈り」ではレインボー・ドラゴンを手札に持っていきづらい。
それを打破できるのは、デッキを回す練習だ。
何回もチャレンジして、レインボー・ドラゴンを3回召喚しよう。
宝玉獣デッキには練習が必要。