ゲームの無理な話

ゲームに関する話題をまとめていきます。ゲームのシステムについての話や、ストーリーがあるものについてはその中身も扱う予定です。

スポンサーリンク



【遊戯王デュエルリンクス】壊れスキル「マーキング・カード」の問題

初手「コスモブレイン」確定はチートでは?

パンドラのスキル「マーキング・カード」。

 

デュエル開始時、レベル7以上・闇属性・魔法使い族モンスターがランダムで1枚手札に入る。

「ブラック・マジシャン」を意図したものだと思われるが、強力なカード「コスモブレイン」も条件を満たしてしまう。

 

 

コスモブレイン:デッキから通常モンスター

手札・フィールド上から通常モンスター1体を墓地へ送って、このカードを特殊召喚できる。

攻撃力は1500+(特殊召喚に使ったモンスターのレベル×200)になる。

効果モンスターをリリースすることで、手札・デッキから通常モンスターを特殊召喚する。


特殊召喚に「青眼の白龍」を使い、あるいは青眼の白龍を特殊召喚することもできる。

レベル7以上・闇属性・魔法使い族をこのカードのみにすれば、初手で攻撃力3000以上のモンスターが2体出せる

 

 

 

どのように規制すべきか?

ブラック・マジシャン関連に限定を

現状のマーキング・カードの問題点は、ブラック・マジシャン以外も適用の範囲内だということ。

ブラマジ本体とブラマジをテキストに含むカード、ブラマジを想定したカードに限定すべきだと思う。

 

例えば、「黒の魔法神官(マジック・ハイエロファント・オブ・ブラック)」はレベル6以上の魔法使い族モンスター2体をリリースした場合に特殊召喚できる。

そうした関連カードに限定すべきではないか?

 

「絶対に手札に加わる」はナシで

対象のカードが1種類しか入っていない場合にもスキルを適用できるのは、問題だ。

ドローセンス系のスキルでもそうだが、そのカードが必ず手札に加わってしまう

 

これの他に、「初期手札に入りやすくなる」系のスキルもある。

だが、マーキング・カードは絶対に手札に加わる点で、一線を画する。

他のスキルとのバランスを保つためにも、「絶対」を廃したほうがよいと思う。

 

マーキング・カードの対象となるカードはブラック・マジシャンとその関連モンスターに限定すべき。

対象モンスターを1種類だけデッキに入れれば、絶対手札に入ってしまう。それはナシにしてほしい。

 

今回はブラック・マジシャンを前提に、コスモブレインのマシな使い方を考えたい。

 

コスモブレインの有効活用

コスモブレインで下級効果モンスターを再利用

コスモブレインの長所は、下級効果モンスターをリリースして、上級通常モンスターを出せること。

 

例えば、「マジシャンズ・ロッド」はブラマジと記された魔法・罠カードを手札に加える。

しかし、攻撃力が1600と低いので、バトルに向かない。

 

そこで、マジシャンズ・ロッドをリリースして、ブラマジを特殊召喚する。

そうすれば、手札の「黒・魔・導」で相手の魔法・罠カードを一掃できる。

 

「創世の預言者」で墓地のブラマジを回収したり、「青竜の召喚士」でブラマジを手札に持ってくるのもおすすめだ。

 

モンスターより伏せカードが怖い

ブラック・マジシャンを採用するのには、伏せカードが怖いという要因もある。

 

せっかく効果でモンスターを破壊しても、「万能地雷グレイモヤ」で破壊し返されたら元も子もない。


最近では「波紋のバリア—ウェーブ・フォース」も怖くなってきた。

相手が直接攻撃したとき、相手の攻撃表示モンスターを全部デッキに戻すハノイの崇高なる力だ。

 

たしかに、相手のモンスターを全部破壊する「滅びの爆裂疾風弾」も怖い。

だが、ウェーブ・フォースのほうがもっと怖い。

 

攻撃宣言時に発動できるカードに対処するため、伏せカード全破壊のブラマジを使おう。

 

攻撃力の壁は越えやすい

青眼の白龍デッキで一番怖いのが、攻撃力の壁だ。

 

でも、こちらには攻撃力800アップの「ワンショット・ワンド」がある。

戦闘で破壊される場合は、効果破壊して1ドローできる。

 

それから、ブラマジを後出しするならば、「千本ナイフ」だってある。

罠カードを「狡猾な落とし穴」だけにすれば、相手のフィールドをガラ空きにできる。

 


青眼の白龍と違って、ブラマジには多彩な魔法カードがある。

こちらにも利があるはずだ。

 

下級効果モンスターの効果だけ使って、コスモブレインでリリースする。

モンスター全破壊よりも、伏せカード全破壊のほうが強い。

攻撃力アップや効果破壊で、攻撃力の差は埋められる。

 

作成例(×22)

上級モンスター(×5)
  • コスモブレイン×2
  • ブラック・マジシャン×3

 

下級モンスター(×8)
  • 青竜の召喚士×2
  • 創世の預言者×2
  • マジシャンズ・ロッド×2
  • 魔神アーク・マキナ×2

 

アーク・マキナは、このカードの戦闘によって相手にダメージを与えたとき、手札か墓地から通常モンスターを特殊召喚できる。

レベル4で守備力が2100なので、攻撃よりも守備表示時の返り討ちダメージのほうが確実だ*1

 

ブラック・マジシャン魔法カード(×5)
  • 黒魔術のカーテン×1
  • 千本ナイフ×2
  • 黒・魔・導×2

 

その他の魔法・罠カード(×4)
  • 古のルール×1
  • 狡猾な落とし穴×1
  • ワンショット・ワンド×2


有料ストラクチャーデッキという壁

コスモブレイン自体の規制は難しそうだ。

ストラクチャーデッキEXのカードということもあり、仮に規制されればユーザーの反発は必至である。

 

でも、スキルの調整があれば、わずかながら弱体化できるだろう。

それから、

  • 「天罰」などの効果の発動を無効にするカード
  • 「ダブルツールD&C」などの攻撃時に相手の効果を無効にするカード

があれば、コスモブレインを破壊できる。

 

環境を塗り替えるような強いカードの登場が待たれる。

 

スポンサーリンク