そのまま使えるストラクもある!? どれを買えばいいの?
遊戯王デュエルリンクスでは、ストラクチャーデッキ(以下、ストラク)のセールが不定期で行われる。
通常より安い価格でストラクが買えるので、ぜひこの機会を活かしてほしい。
【遊戯王デュエルリンクス】今からデュエルを始めたい人がやるべきこと
ストラクチャーデッキとは
構築済みデッキのこと。
ルールに合わせて山札が組まれていて、そのまま遊べるのがセールスポイントである。
ストラクは、特定のテーマに特化して構築されているものも多い。
一方で、何にでも使える汎用カードが入っている場合もある。
BOXと違い、特定のカードが確定で手に入るので、ぜひおすすめしたい。
ストラクには普通のものと、より豪華な「EX」があり、EXは値段が高い。
普通のものにはアクセサリー付きのお得なパックもあるが、EXにはそれがない。
とはいえ、1個目はそれぞれ500ジェム・1000ジェムで買えるものがほとんどだ。
まずは1個、無償でゲットしてみよう*1。
ほぼそのまま戦えるストラクチャーデッキ3選
中級者以降のプレイヤーで、ストラクをそのまま使っている人はほぼいない。
主要なカードだけ抜き取って、デッキを組み直す人はたくさんいる。
だが、ほぼ即戦力になるデッキもある。
必要なカードを加えれば、普通に強いものもあるので、ここで紹介したい。
EX「覚醒する古代の機械」強力な大量展開
3個買えば、そのままランク戦で戦えると言われているデッキだ*2。
魔法カードの破壊時効果を使いながら、攻撃力3000の強力モンスターを特殊召喚する。
フィールド魔法「歯車街」と永続魔法「古代の機械要塞」はそれぞれ、破壊時にアンティークギアモンスターを特殊召喚する効果を持っている。
魔法カード「ダブル・サイクロン」を使えば、自分と相手の魔法・罠カードを破壊できる。
デッキや手札から、攻撃力3000の「古代の機械熱核竜」を出せる。
古代の機械熱核竜の攻撃時、相手は魔法・罠・モンスターカードの効果を発動できない。
さらに、このカード自体にも、戦闘終了後に魔法・罠カードを破壊する効果がある。
そのため、このカードは最大で3体並べられる。
「凱旋の真紅眼」強力な融合カード
このデッキには、レッドアイズモンスターがたくさん入っている。
満足に使うには、カードトレーダーなどで手に入る「真紅眼の黒竜」が必要だ。
デッキから融合素材を墓地へ送る「真紅眼融合」は、融合カードとしては群を抜いた強さである。
このストラクには強力な融合モンスター「真紅眼の黒刃竜」も再録されており、そのまま遊べる。
墓地から通常モンスターを蘇生できる「真紅眼の鎧旋」も入っており、心強いデッキだ。
サポートカードが足りないと感じる場合は、メインBOX「ブレイジング・ローズ」を剥くとよい。
【遊戯王デュエルリンクス】「真紅眼融合」が登場 上級戦士族モンスターをデッキから墓地へ
EX「ネオス・フュージョン」はじめてのコンタクト融合
「E・HERO ネオス」(以下、ネオス)を素材にした「コンタクト融合」が基軸のデッキである。
コンタクト融合に必要な一連の素材が収録されている。
このデッキを使うには、遊城十代との対戦などで手に入るネオスが必要だ*3。
その他のおすすめカードを紹介していきたい。
「ネオス・フュージョン」は、デッキから素材を墓地へ送り、ネオスを融合素材とするモンスターを出せる。
それと相性がよい「E・HERO ブレイヴ・ネオス」も新録されている。
新録カードが強いストラクチャーデッキ3選
新しく収録されたカードが強いので、抜き取って使いたいデッキを紹介する。
ストラクだけではプレイに不安があるが、しかるべきカードと組めば、強い。
EX「ガンズ・オブ・デスペラード」相手モンスター大量破壊
UR「デスペラード・リボルバー・ドラゴン」とSR「BM-4 ボムスパイダー」が新録されている。
デスペラードは、自分の機械族・闇属性モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に特殊召喚できる。
(通常召喚も可。)
相手のバトルフェイズ時にコイントスを3回行い、表が出た数まで表側表示モンスターを破壊する。
自分のターンでも使えるが、この効果を使ったターンは攻撃できない。
相手ターンでの利用をオススメする。
機械族・闇属性モンスターの破壊は、BM-4 ボムスパイダーで行える。
このカードは、機械族・闇属性モンスター1体と相手の表側表示カード1枚を破壊する。
自身も機械族・闇属性なので、このカードを破壊すればよい。
SR「機甲舞台の最前線」は機械族モンスターの戦闘破壊時、デッキから攻撃力が低く、属性が同じ機械族モンスターを特殊召喚できる。
カラクリやサイバー・ドラゴンなど、属性が統一されていて、攻撃力がバラけているテーマに入れたい。
EX「伝説の白龍」ブルーアイズを特殊召喚
このデッキは、ブルーアイズモンスターと通常モンスターにスポットを当てている。
通常モンスターに関する効果を活かして、ブルーアイズモンスターを出す。
やはり、海馬瀬人とのデュエルなどで手に入る「青眼の白龍」があったほうがよい。
さて、このストラクには、「白き霊龍」と「コスモブレイン」が収録されている。
白き霊龍は召喚・特殊召喚時、相手の魔法・罠カード1枚を除外できる。
自身をリリースして、手札から青眼の白龍を特殊召喚する効果も強力だ。
白き霊龍の特殊召喚には、コスモブレインが使える*4。
コスモブレインは、通常モンスターを墓地へ送って特殊召喚できる。
さらに、フィールドから効果モンスターをリリースし、通常モンスターを特殊召喚できる。
他にも通常モンスターに関連するカードが入っていて、便利なデッキだ。
「運命を制すもの」
融合モンスター「V・HERO トリニティ」が強力だ。
HEROモンスター3体で融合召喚でき、E・HEROでもD-HEROでも活躍できる。
相手モンスターに3回攻撃できる上、融合召喚したターン、攻撃力が2倍の5000になる。
NPCのデッキは下級モンスターを並べることが多い。
そのため、トリニティの攻撃は強く刺さる。
同じく新録の「V・HERO ヴァイオン」は、墓地のHEROモンスターを除外して、融合を手札に加える効果が重宝される。
同デッキには、D・HEROの基本的なカードも収録されている。
買って損はないデッキのひとつだ。
再録カードがうれしいストラクチャーデッキ2選
一部のストラクには、すでに他のパックなどに収録したカードが再録されている。
UR・SRが確定で手に入るのは、とてもありがたい。
EX「沈黙の魔術師」魔法の効果を受けない
「沈黙の魔術師」には、UR「サイレント・マジシャン LV8」が再録されている。
攻撃力3500で、相手の魔法カードの効果を受けない。
つまり、「エネミー・コントローラー」などの嫌な効果を受けない。
同じデッキに新録されている「沈黙の魔術師—サイレント・マジシャン」は、自分の手札の枚数に応じて攻撃力が上がる。
手札6枚で攻撃力4000になるものの、よく一緒に使われていた「魔導書」デッキの規制で元気がなくなっている。
しかしながら、ターンに1回魔法カードの発動を無効にできる効果や、破壊された場合にサイレント・マジシャンモンスターを特殊召喚できる効果は強い。
【遊戯王デュエルリンクス】ストラクチャーデッキEX「沈黙の魔術師」を使ってみよう
「沈黙の剣士」魔法を全て無効に
「サイレント・ソードマン」を主体にしたデッキだ。
再録のUR「サイレント・ソードマン LV7」は、フィールドに存在する魔法カードを全て無効にする。
サイレント・ソードマン専用の速攻魔法「沈黙の剣」は例外的に、効果を無効にされない。
攻撃力1500アップと相手の効果を受けない効果がある。
ダメージステップに発動でき、カウンター罠カードが効かない強力なカードだ。
さらに、新録の「沈黙の剣士—サイレント・ソードマン」は、自分・相手のスタンバイフェイズごとに攻撃力が500アップしていく。
沈黙の魔術師と同じく、1ターンに1度、魔法カードの発動を無効にでき、破壊された場合にサイレント・ソードマンモンスターを特殊召喚できる。
ただ、サイレント・ソードマン以外はめぼしいカードがあまりない。
優先するなら、上記に挙げたほぼそのまま戦えるデッキだと思う。